ハイサーイ!うちなーんちゅです!(@utina-nntyu)
高配当株に投資したいけど、投資基準とか分からないし誰か教えてください!
という方向けに、わたくし”うちなーんちゅ”が高配当銘柄を紹介します。
今回は、ITサービス業の【アイネット】について解説していきます。
まず結論から言います。私の投資判断基準と照らし合わせると、、、
”アイネット”は
「愛せる銘柄」です!
この記事では、なぜアイネットが愛せる銘柄なのか?
会社紹介とともに、私の投資判断基準に照らし合わせてお話ししていきたいと思います。
この記事を読むことで、アイネットがどんな会社なのか。アイネットの企業業績や投資を判断する時期などを知ることができます。
それでは早速解説していきます。
アイネットってどんな会社?(2022年時点)

業種(セクター)・株式市場
- 業種(セクター):情報・通信業
- 株式市場:プライム市場
会社概要
- 設立:1971年4月22日
- 資本金:3,203,992千円
- 社員数:連結 1,752名 単独1,015名(2022年4月1日現在)
事業内容
- 情報処理サービス
- システム開発サービス
- システム機器販売
うちなーんちゅの投資判断基準
- EPS:維持もしくは右肩上がり
- PER:15倍以下
- 配当金推移:右肩あがり
- 配当利回り:3.75%以上
- 配当性向:理想は30〜50%
- 営業利益率:理想は10%以上
- 自己資本比率:最低でも40%以上・80%以上は最高!
- その他:過去の配当利回りを見て、投資妙味が出てきたとき
上記の基準をもとに投資するかを決めています!!
アイネットの企業分析(2022年時点)

各企業の投資判断する指標を
【優:◎→3点】・【良:◯→2点】・【不可:×→1点】の3段階評価で評価しています
- 愛せる銘柄:16点以上
- 保有を検討する銘柄:12〜15点
- 愛せない銘柄:12点以下
※私の個人的・独断的な見解なので参考になれば嬉しいです。
株価

株価は、2018年に最高値をつけて下落しています。現在は1,200円前後で推移しています。直近の株価は上昇傾向でしたが、米国市場の影響により9月は下落に転じました。
今後も株価には注目していきたいところです。
株価はパッとしないですが、企業業績としてはどうなんでしょうか?この後、しっかり見ていきます!
EPS(1株あたりの純利益)
まずEPSとは、「Earnings Per Share」の略で、1株あたり純利益(当期利益や当期純利益など)ともいわれます。1株あたりの利益がどれだけあるのかを示すものです。
EPSは、当期純利益÷発行株式数の計算式で求めることができます。
引用元:バフェットコード
・右肩上がり:◎
・横ばい:◯
・右肩下がり:×
2013年から綺麗な右肩上がりを描いています。2023年もEPSは成長の予定です。
決算資料を確認すると、情報処理サービス・システム開発サービスシステムでしっかりと利益を伸ばしています。特にデータセンター・クラウドサービスがここ10年間で約2.6倍に成長。今後も利益の拡大が見込めます。
EPSに関しては、「◎」と判断しました。
PER
PERとは「Price Earnings Ratio」の略で、株価が1株あたりの純利益(EPS)の何倍まで買われているか。
現在の株価が、その企業の利益と比べて、割高か割安かを判断するのに使われる指標です。
PERは、株価÷EPSの計算式で求めることができます。
引用元:バフェットコード
・RER15倍以下:◎
・PER15〜20倍:◯
・PER20倍以上:×
PER20倍を超えると割高と判断します。私の場合上記の数値が判断材料となっています。
PERに関しては、過去3年間を通してみるとPER14倍付近を推移しています。現在は、株価の下落により11倍付近まで低下してきました。
現在のPERを確認する限り”格安”の水準です。購入するのであれば、今後の動向に注視していきたいです。
PERは15倍を切っているため「◎」と判断しました。
配当金推移
引用元:バフェットコード
・右肩上がり:◎
・横ばい:◯
・右肩下がり、減配がある:×
配当金グラフをみると、2013年から綺麗な右肩上がりで増配しています。2023年も増配を予定しており、素晴らしいの一言です。
決算資料も確認しましたが、「将来の資金需要や成長投資に備え、内部留保しつつ連続増配を目指す」と記載されています。コロナショックの際にもしっかり増配しているので、強い株主還元の姿勢が感じられます。
上記のことを含めて、配当金推移は右肩上がりであるため「◎」と判断しました。
配当利回り
配当利回りとは、株価に対する「配当金額の割合」を示す指標です。
配当利回りは、1株あたりの年間配当金÷株価×100(%)の計算式で求めることができます。
引用元:IRバンク
・配当利回り3.75%以上:◎
・配当利回り3.0〜3.75%:◯
・配当利回り3.0%以下:×
2022年9月現在は、配当利回り3.8%付近を推移しています。過去の推移をみると、現在の配当利回りが投資を判断する水準ではないかと考えています。
配当推移などを加味して考えると、自分自身が納得できる利回りとなれば積極的に買い向かってもいいのではないかと思います。
直近の配当利回り3.75%を上回っているため、「◎」と判断しました。
配当性向
配当性向とは、会社が税引後の利益である当期純利益のうち、どれだけを配当金の支払いに向けたかを示す指標です。
配当性向は、1株当たり配当額÷1株当たり当期純利益×100(%)の計算式で求めることができます。
引用元:IRバンク
・配当性向30〜60%:◎
・配当性向0〜20%:◯
・配当性向70%以上:×
配当性向は、過去10年間30〜40%を推移しています。かなり安定している水準です。
決算資料確認しても、今後の業績拡大が見込まれます。中長期経営計画では、売上高・営業利益の増加を図りつつ、営業利益率・ROEの向上を目指すとされています。
そのため今後も配当性向30〜40%は十分保たれると予測します。
チェックポイントと照らし合わせると、配当性向は「◎」と判断しました。
営業利益率
営業利益率とは、効率良く稼げているか、すなわち「企業の稼ぐ力」みる指標となっています。
営業利益率は、営業利益÷売上高×100(%)の計算式で求めることができます。
引用元:バフェットコード
・営業利益率10%以上:◎
・営業利益率6〜9%:◯
・営業利益率5%以下:×
一般的に営業利益率が10%を超えると、稼ぐ力がすごいと言われます。
このグラフを見てみると、2013年から営業利益率が7%付近を推移しています。2023年度は営業利益率8.5%を目標にしているため、今後の営業利益率の改善に期待しています。
チェックポイントと照らし合わせると、営業利益率は「◯」と判断しました。
自己資本比率
自己資本比率とは、総資本における自己資本の比率を指します。自己資本比率は、企業の財務の安全性を分析するために用いられる指標です。
一般的には、自己資本比率が高い方が財務健全性が高い企業と判断されます。
自己資本比率は、自己資本÷総資本×100(%)の計算式で求めることができます。
引用元:IRバンク
・自己資本比率80%以上:◎
・自己資本比率40〜70%:◯
・自己資本比率40%以下:×
アイネットの場合、自己資本率は50%台となっています。純資産も増加しており、金額でいうと約6.7%の増加になります。
利益も出して純資産も増えているので、今後も自己資本比率は安定的に推移すると予測します。
チェツクポイントと照らし合わせると、自己資本比率は「◯」と判断しました。
株主還元政策

配当・自己株式取得
一株当たりの配当金は10期連続の増配です。ここ最近の配当性向は、40%を超えています。また、株主の皆様の日頃のご支援にお応えするとともに、当社株式の魅力を高めることを目的に、株主優待制度も導入しています。
引用元:アイネットHP
株主優待
引用元:アイネットHP
株主優待をもらうには、100万円以上の資金が必要になる銘柄です。一般庶民には、少し難しい水準です。
ただ配当政策・株主優待がある魅力的な銘柄ですね!
うちなーんちゅが購入を検討するポイント

わたくし、うちなーんちゅがアイネットを購入するポイントは、、、
ズバリ「利回り3,75%以上」です!!
現在は3.8%付近を行き来しています。業績も安定している銘柄であるため、過去の株価を見ると今の水準が投資を検討する段階ではないかと考えています。
まとめ

- EPS(1株あたりの利益):◎
- PER:◎
- 配当金推移:◎
- 配当金利回り:◯
- 配当性向:◎
- 営業利益率:◯
- 自己資本率:◯

結果: ◎→4 ◯→3 ×→0
合計:18/21点
- 愛せる銘柄:16点以上
- 保有を検討する銘柄:12〜15点
- 愛せない銘柄:12点以下
以上の結果より、アイネットは私の投資基準に照らし合わせると「愛せる銘柄」となります。
またアイネットは、今回調べた中で高配当・優待がセットになっている注目の銘柄です。今後も業績拡大を目標にしており、決算資料などを見ても将来性を感じ今回の紹介に至りました。
過去の業績を振り返っても、売上・利益は安定的に成長しており、11期連続の増配をしている企業です。高配当株投資にとって連続増配している企業はとても魅力的に映ります。
今後、購入を検討するポイントを満たすようであれば購入を検討したいと思います。
最後に、これから高配当株投資をはじめる”あなた”へ。投資は決して安全なものではなく、リスクを伴うものです。
しかしそのリスクを許容して高配当株投資をはじめることができれば、月1万円の”不労所得”も夢ではありません。
この記事を読んで、高配当株投資をはじめるきっかけになったらと思います。
これから高配当株投資をはじめる方向けに、おすすめ口座の紹介を別記事にまとめています。ぜひご覧ください。
最後まで読んでいただきありがとうございます!それでは次回の記事も”ユタクシウニゲーサビラ