ハイサーイ!うちなーんちゅです!(@utina-nntyu)
高配当株に投資したいけど、投資基準とか分からないし誰か教えて!
という方向けに、高配当銘柄を紹介して行きます。
今回は電気・ガス業の【電源開発】について解説して行きます。
まず結論から言います。私の投資判断基準と照らし合わせると、、、
”電源開発”は
「愛せる銘柄」です!
この記事では、なぜ電源開発が愛せる銘柄なのか?
会社紹介とともに、私の投資判断基準に照らし合わせてお話ししていきたいと思います。
この記事を読むことで、電源開発がどんな会社なのか。電源開発の企業業績や投資を判断する時期などを知ることができます。
それでは早速解説していきます。
電源開発ってどんな会社?(2022年時点)

業種(セクター)・株式市場
- 業種(セクター):電気・ガス業
- 株式市場:プライム市場
会社概要
- 創業:1952年(昭和27年)9月16日
- 資本金:180,502(百万円)
- 社員数:1,722名(2021年3月31日現在)
事業概要
- 再生可能エネルギー:水力発電をはじめ、地熱発電、風力発電、バイオマス燃料製造など、再生可能エネルギー事業を展開。
- 火力発電事業:高効率石炭火力発電とゼロエミッション化の技術開発で、エネルギーセキュリティの確保と気候変動問題の解決に貢献していく事業
- 原子力発電事業:青森県下北郡大間町において、大間原子力発電所の建設工事に取り組んでいる。
- 通信・その他事業:電力設備の安定運用を支える高信頼度の情報通信ネットワークを構築するほか、多様なエネルギー供給・エンジニアリング事業を展開。
- 海外展開事業:国内の実績をもとに、海外でも発電やコンサルティング事業を半世紀以上にわたり展開。
事業内容
- 電気事業
うちなーんちゅの投資判断基準
- EPS:維持もしくは右肩上がり
- PER:15倍以下
- 配当金推移:右肩上がり
- 配当利回り:3.75%以上
- 配当性向:理想は30〜50%
- 営業利益率:理想は10%以上
- 自己資本比率:最低でも40%以上・80%以上は最高!
- その他:過去の配当利回りを見て、投資妙味が出てきたとき
上記の基準をもとに投資するかを決めています!!
電源開発の企業分析(2022年7月時点)

各企業の投資判断する指標を
【優:◎→3点】・【良:◯→2点】・【不可:×→1点】の3段階評価で評価しています
- 愛せる銘柄:16点以上
- 保有を検討する銘柄:12〜15点
- 愛せない銘柄:12点以下
※私の個人的・独断的な見解なので参考になれば嬉しいです。
株価

株価は下落基調となっており、2015年の株価から約50%程下落しています。
株価が下がってきているので、購入予定の配当利回りに近づけば購入を検討してもいいですね!
EPS(1株あたりの純利益)
まずEPSとは、「Earnings Per Share」の略で、1株あたり純利益(当期利益や当期純利益など)ともいわれます。1株あたりの利益がどれだけあるのかを示すものです。
EPSは、当期純利益÷発行株式数の計算式で求めることができます。
引用元:バフェットコード
・右肩上がり:◎
・横ばい:◯
・右肩下がり:×
2021年に大幅にEPSが下落しています。しかし22年からは上昇しており、23年も4000円を超える予想です。
今後はEPSの改善も予測したため、「◯」と判断しました。
PER
PERとは「Price Earnings Ratio」の略で、株価が1株あたりの純利益(EPS)の何倍まで買われているか。現在の株価が、その企業の利益と比べて、割高か割安かを判断するのに使われる指標です。
PERは、株価÷EPSの計算式で求めることができます。
引用元:バフェットコード
・RER15倍以下:◎
・PER15〜20倍:◯
・PER20倍以上:×
PER20倍を超えると割高と判断します。私の場合上記の数値が判断材料となっています。
PERに関しては、2009年から2021年の間で約10倍付近を推移していました。
2022年に入ってからも、PER10倍付近を推移しているのがグラフから見ても分かります。
従ってPERは「◎」と判断しました。
配当金推移
引用元:バフェットコード
・右肩上がり:◎
・横ばい:◯
・右肩下がり、減配がある:×
配当金もグラフをみると、5年ごとに増配しています。
維持〜増配を繰り返しているので安定していると分析できます。
よって配当金推移は「◎」と判断しました。
配当利回り
配当利回りとは、株価に対する「配当金額の割合」を示す指標です。
配当利回りは、1株あたりの年間配当金÷株価×100(%)の計算式で求めることができます。
引用元:IRバンク
・配当利回り3.75%以上:◎
・配当利回り3.0〜3.75%:◯
・配当利回り3.0%以下:×
2022年10月現在は、配当利回り3 .9%付近を推移しています。2009年から2021年からは、配当利回り1.7〜4.29%でした。
現在株価が下落により配当利回りは3.75%を超えてきており、非常に投資妙味が出てきている利回りとなっています。
直近2年は、配当利回り3.75%を超えているため、「◎」と判断しました。
配当性向
配当性向とは、会社が税引後の利益である当期純利益のうち、どれだけを配当金の支払いに向けたかを示す指標です。
配当性向は、1株当たりの配当額÷1株当たりの当期純利益×100(%)の計算式で求めることができます。
引用元:IRバンク
・配当性向30〜60%:◎
・配当性向0〜20%:◯
・配当性向70%以上:×
配当性向は過去10年間18〜60%を維持できています。今後も増配が期待できる水準です。
2022年は19.7%と低い水準を保てています。
チェックポイントと照らし合わせると、配当性向は「◯」と判断しました。
営業利益率
営業利益率とは、効率良く稼げているか、すなわち「企業の稼ぐ力」みる指標となっています。
営業利益率は、営業利益÷売上高×100(%)の計算式で求めることができます。
引用元:バフェットコード
・営業利益率10%以上:◎
・営業利益率6〜9%:◯
・営業利益率5%以下:×
一般的に営業利益率が10%を超えると、稼ぐ力がすごいと言われます。
このグラフを見てみると、営業利益率が6〜8%付近で維持できています。
グラフから見てもわかるように、営業利益率は「◯」と判断しました。
自己資本比率
自己資本比率とは、総資本における自己資本の比率を指します。自己資本比率は、企業の財務の安全性を分析するために用いられる指標です。
一般的には、自己資本比率が高い方が財務健全性が高い企業と判断されます。
自己資本比率は、自己資本÷総資本×100(%)の計算式で求めることができます。
引用元:IRバンク
・自己資本比率80%以上:◎
・自己資本比率40〜70%:◯
・自己資本比率40%以下:×
電源開発の場合、20%〜30%と維持できています。
5年ごとに増配を行なっているものの、自己資本比率に影響が出ていないと分析できます。業績が安定しているのも要因の一つです。
また電力事業では、自己資本比率低い傾向にあります。1番高い自己資本比率でも沖縄電力の37.8%であり、電源開発も4位に位置しています。
しかし投資基準と照らし合わせると、自己資本比率は「×」と判断しました。
株主還元政策

配当政策・自己株式取得
短期的な利益変動要因を除いて 連結配当性向30% 程度を目安に、利益水準、業績見通し、財務状況などを踏まえた上で、安定的かつ継続的な還元充実に努めます。
・今後も安定的な配当の継続を基本とすることは変わりませんが、収支構造の変化を踏まえ、一定の配当性向を意識しながら、株主還元、事業資産の形成、財務健全性のバランスを考慮し、利益規模に見合う還元の継続を目指します。
・今後とも持続的に企業価値を高め、成長の成果をもって還元充実に努めます。
引用元:電源開発ホームページ
うちなーんちゅが購入を検討するポイント

わたくし、うちなーんちゅが電源開発を購入するポイントは、、、
ズバリ「利回り4%以上」です!!
現在は3.5〜4%付近を行き来しています。今後株価が下がり上記ポイントを満たす状況なら、積極的に購入していく予定です。
まとめ

- EPS(1株あたりの利益):○
- PER:◎
- 配当金推移:◎
- 配当金利回り:◎
- 配当性向:◯
- 営業利益率:◯
- 自己資本率:×

結果: ◎→3 ◯→3 ×→1
合計:16/21点
- 愛せる銘柄:16点以上
- 保有を検討する銘柄:12〜15点
- 愛せない銘柄:12点以下
以上の結果より、電源開発は私の投資基準に照らし合わせると「愛せる銘柄」となります。
電気・ガス業で唯一チェックポイントを満たした銘柄となります。業績・配当も安定しており、PFの防御力を高めてくれると考えています。
私もPFに組み入れています。購入を検討するポイントを満たすようであれば、更なる買い増しを検討しようと思います。
最後に、これから高配当株投資をはじめる”あなた”へ。投資は決して安全なものではなく、リスクを伴うものです。
しかしそのリスクを許容して高配当株投資をはじめることができれば、月1万円の”不労所得”も夢ではありません。
この記事を読んで、高配当株投資をはじめるきっかけになったらと思います。
これから高配当株投資をはじめる方向けに、おすすめ口座の紹介を別記事にまとめています。ぜひご覧ください。
最後まで読んでいただきありがとうございます!それでは次回の記事も”ユタクシウニゲーサビラ