情報・通信業

【2022年:日本高配当銘柄紹介】9433:KDDI(デイフェンシブ銘柄)

ハイサーイ!うちなーんちゅです!(@utina-nntyu

今回の記事は

  • 今から高配当株投資を始めようと思っているんだけど…
  • ネット上にある情報が多すぎて何を参考にしていいか分からない
  • 銘柄分析する時間がないから、優良な個別銘柄の情報を教えて!

という”あなた”へ向けて、日本高配当株の個別銘柄について紹介・解説して行きます。

今回は通信・携帯メーカー大手の【KDDI】について解説して行きます。

まず結論から言います。私の投資判断基準と照らし合わせると、、、

”KDDI”は

愛せる銘柄」です!

私は高配当株投資を始めて、3年で年間20万円を超える配当金を得ることができました。しかし3年前は、なにも分からない状態から始めて何度も失敗を繰り返し、勉強しながら現在の配当金を得られるようになっています。

そこでこの記事では、高配当株投資初心者でも迷わずに優良銘柄を選定することができます。「高配当株投資の基本」となる企業情報や株式指標を用いながら解説していきます。

この記事を読むことで、なぜ”KDDI”が愛せる銘柄なのか?。KDDIがどんな会社なのか。KDDIの企業業績や、私の投資基準を基にした投資を判断する時期などを知ることができます。

それでは早速解説していきます。

この記事がおすすめの人
  • ”KDDI”への投資を考えている人
  • これから高配当株投資を始めたい・始める人
  • 高配当株で何に投資していいか分からない人
  • 時間に余裕がなく、銘柄分析ができない人
  • ”うちなーんちゅ”の投資基準を知りたい人

KDDIってどんな会社?(2022年時点)

KDDI株式会社は、「au」ブランドを中心とした携帯電話事業などを手掛ける日本の大手電気通信事業者。日経平均株価およびTOPIX Core30、JPX日経インデックス400の構成銘柄の一つとなります。ブランドスローガンは「Tomorrow, Together」。

業種(セクター)・株式市場

  • 業種(セクター):情報・通信
  • 株式市場:プライム市場

会社概要

  • 創業:1984年(昭和59年)6月1日
  • 資本金:141,852百万円
  • 社員数:48,829名

事業概要

①パーソナルセグメント:個人のお客さま向けにサービスを提供。通信サービス(スマートフォン・携帯電話、FTTH/CATVサービスなど)を中心に、コマース・金融・エネルギー・エンターテインメント・教育・ヘルスケアなどのライフデザインサービスを連携しながら拡充することで、新たな体験価値の提供を目指している。

②ビジネスセグメント:国内及び海外において、幅広い法人向けにサービスを提供。スマートフォン等のデバイス、ネットワーク・クラウド等の多様なソリューションに加え、「TELEHOUSE」ブランドでのデータセンターサービス等を提供。

③グローバル:世界規模でビジネスを展開する企業のICT(情報通信技術)をサポート

事業内容

主な事業内容は、【電気通信事業】

うちなーんちゅの投資判断基準

うちなーんちゅ投資判断基準
  1. EPS:維持もしくは右肩上がり
  2. PER:15倍以下
  3. 配当金推移:右肩上がり
  4. 配当利回り:3.75%以上
  5. 配当性向:理想は30〜50%
  6. 営業利益率:理想は10%以上
  7. 自己資本比率:最低でも40%以上・80%以上は最高!
  8. その他:過去の配当利回りを見て、投資妙味が出てきたとき
うちなーんちゅ

上記の基準をもとに投資するかを決めています!!

KDDIの企業分析(2022年時点)

各企業の投資判断する指標を

【優:◎→3点】・【良:◯→2点】・【不可:×→1点】の3段階評価で評価しています

  • 愛せる銘柄:16点以上 
  • 保有を検討する銘柄:12〜15点 
  • 愛せない銘柄:12点以下

※私の個人的・独断的な見解なので参考になれば嬉しいです。

株価

うちなーんちゅ

最近は自社株買いや増配の発表があったので、株価が上がっていってます!

EPS(1株あたりの純利益)

まずEPSとは、「Earnings Per Share」の略で、1株あたり純利益(当期利益や当期純利益など)ともいわれます。1株あたりの利益がどれだけあるのかを示すものです。

EPSは、当期純利益÷発行株式数の計算式で求めることができます。

引用元:バフェットコード

2013年から見てみると、綺麗な右肩上がりとなっています。政府による通信費を安くするよう要請があり、利益の減収が予測されました。しかしその影響を受けることなく、しっかりと利益を出し続けているのは素晴らしいの一言に尽きます。

投資基準と照らし合わせるとEPSは「」と判断しました。

PER

PERとは「Price Earnings Ratio」の略で、株価が1株あたりの純利益(EPS)の何倍まで買われているか。

現在の株価が、その企業の利益と比べて、割高か割安かを判断するのに使われる指標です。

PERは、株価÷EPSの計算式で求めることができます。

引用元:バフェットコード

PERに関しては、2009年から2022年の間で約10倍〜14倍を推移しています。現在は株価の上昇により、PERも上昇しています。

2022年9月は、日経平均は米国市場に引っ張られて下落しています。今後株価が下がりPERも低下していくようであれば積極的に狙っていきたいです。

よってPERは「」と判断しました。

配当金推移

引用元:バフェットコード

配当金もグラフをみると、綺麗な右肩上がりです。10年前と比べると約4倍以上になっています。とても素晴らしいグラフです。

増配成績を見る限りでは、積極的に投資していきたい銘柄となります。

配当金推移は「」と判断しました。

配当利回り

配当利回りとは、株価に対する「配当金額の割合」を示す指標です。

配当利回りは、1株あたりの年間配当金÷株価×100(%)の計算式で求めることができます。

引用元:IRバンク

2022年9月現在は、配当利回り3.1%付近を停滞しています。

2019年から2021年からは、配当利回り3.5〜4.4%でした。現在は株価上昇に伴い利回りが低下しています。ご自身が考える利回りになれば、積極的に買い増していきたいです。

配当利回りに関しては、「」と判断しました。

配当性向

配当性向とは、会社が税引後の利益である当期純利益のうち、どれだけを配当金の支払いに向けたかを示す指標です。

配当性向は、1株当たり配当額÷1株当たり当期純利益×100(%)の計算式で求めることができます。

引用元:IRバンク

配当性向も過去10年間20〜40%を維持できています。配当性向を見る限りでは、今後も増配が期待できる水準です。

そのため配当性向も「」と判断しました。

営業利益率

営業利益率とは、効率良く稼げているか、すなわち「企業の稼ぐ力」みる指標となっています。

営業利益率は、営業利益÷売上高×100(%)の計算式で求めることができます。

引用元:バフェットコード

一般的に営業利益率が10%を超えると、稼ぐ力がすごいと言われます。

このグラフを見ても、営業利益率が20%付近で維持できています。素晴らしい営業利益率で、今後もこの利益率は保たれると予測しています。

グラフから見てもわかるように、営業利益率は「」と判断しました。

自己資本比率

自己資本比率とは、総資本における自己資本の比率を指します。自己資本比率は、企業の財務の安全性を分析するために用いられる指標です。

一般的には、自己資本比率が高い方が財務健全性が企業と判断されます。

自己資本比率は、自己資本÷総資本×100(%)の計算式で求めることができます。

引用元:IRバンク

自己資本比率が高いと、財務が安定して潰れにくい会社と判断されます。

KDDIの場合も40%〜50%後半と維持できており、財務が安定していると判断できます。

そのため、自己資本比率は「」と判断しました。

株主還元政策

配当政策・自己株式取得

KDDIは2023年3月期 (2022年度) から2025年3月期 (2024年度) までの中期経営戦略において、持続的な成長に向けた成長投資 (1株当たり当期利益 6年後1.5倍) や株主還元強化 (配当性向40%超、機動的な自己株式取得) を引き続き強化していくことを掲げています。

引用元:KDDIホームページ

株主優待

KDDIは100株保有すると、株主優待も受けられます。「保有株式数」と「保有期間」に応じて、「au PAY マーケット商品カタログギフト」がもらえます

引用元:KDDIホームページ
うちなーんちゅ

私も今年初めてもらいましたが、奥様がとても喜んでいました!!

うちなーんちゅが購入を検討する利回り

わたくし、うちなーんちゅが”KDDI”を購入する利回りは、、、

うちなーんちゅ

ズバリ「3.5%以上」です!!

現在は3.1%付近を行き来していますが、株価が下がり上記利回りになれば積極的に購入していきます。

まとめ

  1. EPS(1株あたりの利益):◎
  2. PER:◎
  3. 配当金推移:◎
  4. 配当金利回り:◯
  5. 配当性向:◯
  6. 営業利益率:◎
  7. 自己資本率:◯

結果: ◎→4 ◯→3 ×→0 

合計:18/21点

  • 愛せる銘柄:16点以上 
  • 保有を検討する銘柄:12〜15点 
  • 愛せない銘柄:12点以下

以上の結果より、KDDIは私の投資基準に照らし合わせると「愛せる銘柄」となります。

高利益・高利回り・高財務と非常に優秀な銘柄です。日本電信電話と併せて、日本の通信業の双璧を成す企業となります。

ご自身のPFの防御力を高めるにあたって、ぜひおすすめしたい銘柄です。

少額から投資することで、ご自身のリスク許容度に合わせて値動きに慣れることもできます。ぜひ1株から投資して、投資の経験を積んでいきましょう。

最後に、これから高配当株投資をはじめる”あなた”へ。投資は決して安全なものではなく、リスクを伴うものです。

しかしそのリスクを許容して高配当株投資をはじめることができれば、月1万円の”不労所得”も夢ではありません。

この記事を読んで、高配当株投資をはじめるきっかけになったらと思います。

これから高配当株投資をはじめる方向けに、おすすめ口座の紹介を別記事にまとめています。ぜひご覧ください。

うちなーんちゅ

最後まで読んでいただきありがとうございます!それでは次回の記事も”ユタクシウニゲーサビラ