ハイサーイ!うちなーんちゅです!(@utina-nntyu)
高配当株に投資したいけど、投資基準とか分からないし誰か教えて!
という方向けに、わたくし”うちなーんちゅ”が高配当銘柄を紹介します。
今回は、陸運業の【ハマキョウレックス】について解説していきます。
まず結論から言います。私の投資判断基準と照らし合わせると、、、
”ハマキョウレックス”は
「愛せる銘柄」です!
この記事では、なぜハマキョウレックスが愛せる銘柄なのか?
会社紹介とともに、私の投資判断基準に照らし合わせてお話ししていきたいと思います。
この記事を読むことで、ハマキョウレックスがどんな会社なのか。ハマキョウレックスの企業業績や投資を判断する時期などを知ることができます。
それでは早速解説していきます。
ハマキョウレックスってどんな会社?(2022年時点)

業種(セクター)・株式市場
- 業種(セクター):陸運業
- 株式市場:プライム市場
会社概要
- 設立:1971年2月
- 資本金:65億47百万円(2022年3月末現在)
- 社員数:単体:833名、連結:5,079名(2022年3月末現在)
事業内容
- 物流センター事業
- 一般貨物自動車運送事業
うちなーんちゅの投資判断基準
- EPS:維持もしくは右肩上がり
- PER:15倍以下
- 配当金推移:右肩あがり
- 配当利回り:3.75%以上
- 配当性向:理想は30〜50%
- 営業利益率:理想は10%以上
- 自己資本比率:最低でも40%以上・80%以上は最高!
- その他:過去の配当利回りを見て、投資妙味が出てきたとき
上記の基準をもとに投資するかを決めています!!
ハマキョウレックスの企業分析(2022年時点)

各企業の投資判断する指標を
【優:◎→3点】・【良:◯→2点】・【不可:×→1点】の3段階評価で評価しています
- 愛せる銘柄:16点以上
- 保有を検討する銘柄:12〜15点
- 愛せない銘柄:12点以下
※私の個人的・独断的な見解なので参考になれば嬉しいです。
株価

株価は、2019年をピークに下落しています。2020年に底値をつけて、2022年までの間は2800円〜3200円のボックス相場となっています。
米国の影響を受けて株価が下がるようであれば買いなのか。ここからは業績・各指標を確認していきたいと思います。
ハマキョウレックスは買いに値する銘柄なのか?詳しく見ていきます!
EPS(1株あたりの純利益)
まずEPSとは、「Earnings Per Share」の略で、1株あたり純利益(当期利益や当期純利益など)ともいわれます。1株あたりの利益がどれだけあるのかを示すものです。
EPSは、当期純利益÷発行株式数の計算式で求めることができます。
引用元:バフェットコード
・右肩上がり:◎
・横ばい:◯
・右肩下がり:×
2013年から綺麗な右肩上がりを描いています。2023年もEPSは成長予定です。
決算資料を確認すると、物流センター事業での運営の充実と新規稼働したセンターが順次業績に寄与及びM&A効果などにより営業収益の増収。営業利益・経常利益・当期純利益が過去最高の増益となっています。
2023年も増益・増収予想です。しかし、今年3月からエネルギー価格が上昇しています。貨物自動車運送事業での燃料コスト増が、今後の業績にどこまで影響を与えるか確認が必要です。
EPSに関しては、「◎」と判断しました。
PER
PERとは「Price Earnings Ratio」の略で、株価が1株あたりの純利益(EPS)の何倍まで買われているか。
現在の株価が、その企業の利益と比べて、割高か割安かを判断するのに使われる指標です。
PERは、株価÷EPSの計算式で求めることができます。
引用元:バフェットコード
・RER15倍以下:◎
・PER15〜20倍:◯
・PER20倍以上:×
PER20倍を超えると割高と判断します。私の場合上記の数値が判断材料となっています。
PERに関しては、2022年はPER10倍を下回って推移しています。過去2〜3年を見ると、PER 8倍が購入を検討する基準になる可能性があります。
現在のPERでも”格安”の水準でありますが、購入する場合は今後の動向を注視していきたいです。
PERは15倍を下回っているため「◎」と判断しました。
配当金推移
引用元:バフェットコード
・右肩上がり:◎
・横ばい:◯
・右肩下がり、減配がある:×
配当金グラフをみると、2013年から綺麗な右肩上がりで増配しています。
HPを確認すると、”事業拡大による収益向上を図ることで、株主の皆様へも安定的な配当を行う方針であり、中長期的には配当性向30%を目指す”と記載されています。
後ほど解説していきますが、配当性向を確認すると増配は可能な水準であるため、今後の増配発表に期待しています。
配当金推移は右肩上がりであるため「◎」と判断しました。
配当利回り
配当利回りとは、株価に対する「配当金額の割合」を示す指標です。
配当利回りは、1株あたりの年間配当金÷株価×100(%)の計算式で求めることができます。
引用元:IRバンク
・配当利回り3.75%以上:◎
・配当利回り3.0〜3.75%:◯
・配当利回り3.0%以下:×
2022年10月現在は、配当利回り3%を下回って推移しています。過去の推移をみてみても、3%を超えることはほとんどありません。
ハマキョウレックスに関しては、配当金が増配により右肩上がりです。その他の指標を確認して購入を検討していきたいと思います。
直近4年の平均が、配当利回り3%を下回っているため、「×」と判断しました。
配当性向
配当性向とは、会社が税引後の利益である当期純利益のうち、どれだけを配当金の支払いに向けたかを示す指標です。
配当性向は、1株当たり配当額÷1株当たり当期純利益×100(%)の計算式で求めることができます。
引用元:IRバンク
・配当性向30〜60%:◎
・配当性向0〜20%:◯
・配当性向70%以上:×
配当性向は、直近3年間20%を推移しています。かなり安定している水準です。
先ほども記載しましたが、HPの株主還元政策で”事業拡大による収益向上を図ることで、株主の皆様へも安定的な配当を行う方針であり、中長期的には配当性向30%を目指す”としています。
現在の配当性向を考えると、まだまだ増配の余地はあることがこのグラフで予測できます。
チェックポイントと照らし合わせると、配当性向は「◯」と判断しました。
営業利益率
営業利益率とは、効率良く稼げているか、すなわち「企業の稼ぐ力」みる指標となっています。
営業利益率は、営業利益÷売上高×100(%)の計算式で求めることができます。
引用元:バフェットコード
・営業利益率10%以上:◎
・営業利益率6〜9%:◯
・営業利益率5%以下:×
一般的に営業利益率が10%を超えると、稼ぐ力がすごいと言われます。
このグラフを見てみると、直近は8%を超えて推移しています。2023年の3月予想では、営業利益率9%としています。営業利益率も年々右肩上がりであるため、今後も数値の改善を期待しているところです。
ディフェンシブ銘柄であるため、今後も景気に関係なく稼げる企業と判断できます。
現在、営業利益率は8.9%となっています。チェックポイントと照らし合わせると、営業利益率は「◯」と判断しました。
自己資本比率
自己資本比率とは、総資本における自己資本の比率を指します。自己資本比率は、企業の財務の安全性を分析するために用いられる指標です。
一般的には、自己資本比率が高い方が財務健全性が高い企業と判断されます。
自己資本比率は、自己資本÷総資本×100(%)の計算式で求めることができます。
引用元:IRバンク
・自己資本比率80%以上:◎
・自己資本比率40〜70%:◯
・自己資本比率40%以下:×
ハマキョウレックスの場合、自己資本率は50%台となっています。過去10年を見ると、右肩あがりで自己資本比率が向上しています。このグラフからは、財務が改善し総資産に占める純資産の割合が年々多くなってきていることが確認できます。
チェツクポイントと照らし合わせると、自己資本比率は「◯」と判断しました。
株主還元政策

当社は、株主の皆様に対する利益還元を経営の重要な課題と位置付けており、直接的な利益還元と中長期的な株価上昇による還元を目指し運営を行っております。今後更なる事業規模拡大を実現していくため物流センター建設やAI・ロボットへの研究投資等へ重点的に内部留保資金を充当していきたいと考えております。事業拡大による収益向上を図ることで、株主の皆様へも安定的な配当を行う方針であり、中長期的には配当性向30%を目指します。
引用元:ハマキョウレックスHP
配当利回り次第では、買い増しを検討してもいい銘柄ですね!
うちなーんちゅが購入を検討するポイント

わたくし、うちなーんちゅがハマキョウレックスを購入するポイントは、、、
ズバリ「利回り3%以上」です!!
現在は3%付近を行き来しています。業績も安定している銘柄であるため、利回りが上昇するまで様子見をしたい銘柄です。
上記条件を満たすようであれば、積極的に買い増しをしていきたいと考えています。
まとめ

- EPS(1株あたりの利益):◎
- PER:◎
- 配当金推移:◎
- 配当金利回り:×
- 配当性向:◯
- 営業利益率:◯
- 自己資本率:◯

結果: ◎→3 ◯→3 ×→1
合計:16/21点
- 愛せる銘柄:16点以上
- 保有を検討する銘柄:12〜15点
- 愛せない銘柄:12点以下
以上の結果より、ハマキョウレックスは私の投資基準に照らし合わせると「愛せる銘柄」となります。
ハマキョウレックスも配当利回りが3%を下回っている水準となっています。しかしそれを帳消しにする、売上高・EPS・配当推移の右肩上がりに目を引かれ今回の紹介に至りました。
株主還元にも積極的であり、今後の増配も事業計画の中に記載されていたので、買い増しを検討する銘柄のひとつになります。私も投資ポイントと照らし合わせて、購入時期を伺いたいと思います。
最後に、これから高配当株投資をはじめる”あなた”へ。投資は決して安全なものではなく、リスクを伴うものです。
しかしそのリスクを許容して高配当株投資をはじめることができれば、月1万円の”不労所得”も夢ではありません。
この記事を読んで、高配当株投資をはじめるきっかけになったらと思います。
これから高配当株投資をはじめる方向けに、おすすめ口座の紹介を別記事にまとめています。ぜひご覧ください。
最後まで読んでいただきありがとうございます!それでは次回の記事も”ユタクシウニゲーサビラ