その他金融業

【2022年:日本高配当銘柄紹介】8593:三菱HCキャピタル(景気敏感株)

ハイサーイ!うちなーんちゅ(@utina-nntyu)です!

高配当株に投資したいんですが、投資基準とか分からないし誰か教えてくれませんか?

というあなたへ向けて、高配当銘柄を紹介して行きます。

今回はリース業大手の【三菱HCキャピタル】について解説して行きます。

まず結論から言います。私の投資判断基準と照らし合わせると、、、

”三菱HCキャピタル”は

愛せる銘柄」です!

この記事では、なぜ”三菱HCキャピタル”が愛せる銘柄なのか?。会社紹介とともに、私の投資判断基準に照らし合わせてお話ししていきたいと思います。

この記事を読むことで、三菱HCキャピタルがどんな会社なのか。三菱HCキャピタルの企業業績投資を判断する時期などを知ることができます。

それでは早速解説していきます。

三菱HCキャピタルってどんな会社?(2022年時点)

業種(セクター)・株式市場

  • 業種(セクター):その他金融業
  • 株式市場:プライム市場

会社概要

  • 設立日:1971年4月12日
  • 資本金:33,196,047,500円
  • 社員数:連結8,803名、単体2,235名(2022年3月末現在)

事業内容

  • 各種物件のリース
  • 各種物件の割賦販売
  • 各種ファイナンス業務等

うちなーんちゅの投資判断基準

うちなーんちゅ投資判断基準
  1. EPS:維持もしくは右肩上がり
  2. PER:15倍以下
  3. 配当金推移:右肩あがり
  4. 配当利回り:3.75%以上
  5. 配当性向:理想は30〜50%
  6. 営業利益率:理想は10%以上
  7. 自己資本比率:最低でも40%以上・80%以上は最高!
  8. その他:過去の配当利回りを見て、投資妙味が出てきたとき
うちなーんちゅ

上記の基準をもとに投資するかを決めています!!

三菱HCキャピタルの企業分析(2022年時点)

ここからは、各指標を

【優:◎→3点】・【良:◯→2点】・【不可:×→1点】の3段階評価で評価して行きます。

  • 愛せる銘柄:16点以上
  • 保有を検討する銘柄:12〜15点
  • 愛せない銘柄:12点以下

※私の個人的・独断的な見解なので参考になれば嬉しいです。

株価

株価は、2013年から2022年まで400〜700円の間で推移しています。今年に入ってからは株価の上昇を認めています。

この範囲の中で、自分が投資したい利回りなどを決めておくのが重要かもしれません。

うちなーんちゅ

株価は安定していますが、指標はどうなっているでしょうか?早速見ていきましょう!

EPS(1株あたりの純利益)

まずEPSとは、「Earnings Per Share」の略で、1株あたり純利益(当期利益や当期純利益など)ともいわれます。1株あたりの利益がどれだけあるのかを示すものです。

EPSは、当期純利益÷発行株式数の計算式で求めることができます。

引用元:バフェットコード

EPSは、右肩上がりになっています。2020年はコロナショックでEPSは下落しました。しかしそれ以降のEPSは改善傾向であり、2023年も増加予想となっています。

上記の点を踏まえるとEPSに関しては、「」と判断しました。

PER

PERとは「Price Earnings Ratio」の略で、株価が1株あたりの純利益(EPS)の何倍まで買われているか。

現在の株価が、その企業の利益と比べて、割高か割安かを判断するのに使われる指標です。

PERは、株価÷EPSの計算式で求めることができます。

引用元:バフェットコード

PERに関しては、過去3年間を見ても10倍以下を推移しています。このグラフを見ても、三菱HCキャピタルは”格安”という形で放置されていることが分かります。

従ってPERは「」と判断しました。

配当金推移

引用元:バフェットコード

配当金のグラフをみると、2013年から綺麗な右肩上がりをしています。

2020年のコロナショック時にも増配していることを踏まえると、かなり株主還元への意識は強い企業だということが分かります。

上記の点を踏まえると、配当金推移は「」と判断しました。

配当利回り

配当利回りとは、株価に対する「配当金額の割合」を示す指標です。

配当利回りは、1株あたりの年間配当金÷株価×100(%)の計算式で求めることができます。

引用元:IRバンク

2022年8月現在は、配当利回り4.8%付近を推移しています。配当金の推移と併せて過去10年を見ると、配当利回りは上昇しています。

株価・配当金推移を見ても分かるように、配当金が右肩あがりになっていることで配当利回りが上がっています。

直近4年は、配当利回り3.75%を超えているため、「」と判断しました。

配当性向

配当性向とは、会社が税引後の利益である当期純利益のうち、どれだけを配当金の支払いに向けたかを示す指標です。

配当性向は、1株あたりの配当額÷1株あたり当期純利益×100%の計算式で求めることができます。

引用元:IRバンク

配当性向は過去10年間で、15〜40%台を推移しています。

このグラフを見る限りでは、今後も増配が期待できる状況ではないかと推測できます。かなり優秀な水準ではないでしょうか。

そのためチェックポイントと照らし合わせても、配当性向は「」と判断しました。

営業利益率

営業利益率とは、効率良く稼げているか、すなわち「企業の稼ぐ力」みる指標となっています。

営業利益率は、営業利益÷売上高×100(%)の計算式で求めることができます。

引用元:バフェットコード

一般的に営業利益率が10%を超えると、稼ぐ力がすごいと言われます。

グラフを見てみると、直近2年は営業利益率が10%を下回っています。しかし営業利益率6%台であれば特に問題ないと思われます。

チェックポイントと照らし合わせると、営業利益率は「」と判断しました。

自己資本比率

自己資本比率とは、総資本における自己資本の比率を指します。自己資本比率は、企業の財務の安全性を分析するために用いられる指標です。

一般的には、自己資本比率が高い方が財務健全性が企業と判断されます。

自己資本比率は、自己資本÷総資本×100(%)の計算式で求めることができます。

引用元:IRバンク

三菱HCキャピタルの場合、直近の自己資本率は10%台です。

リース業全体を通して、自己資本比率が低い傾向にあります。それはなぜかというと、リース業の事業モデルが関係してきます。

リース業の事業モデル

  • 銀行からの資金を借り入れる
  • 借り入れた資金で、設備や物件を買い上げる
  • 顧客にリースすることで賃料を得る

高額な設備や物件を買い上げるためには、借入資金が必要なります。

これが会計上で「負債」という形で記載されるため、自己資本比率が低くなる傾向になります。

しかし今回はチェツクポイントと照らし合わせるため、自己資本比率は「×」と判断しました。

株主還元政策

配当政策・自己株式取得

三菱HCキャピタルは、2023年3月期の配当を前期比で「増配」とする予想を、2022年5月16日の15時に発表。これにより、三菱HCキャピタルの配当利回り(予想)は4.53%⇒5.41%にアップし、”24期連続増配”の見通し。

引用元:三菱HCキャピタルホームページ

うちなーんちゅが購入を検討するポイント

わたくし、うちなーんちゅが三菱HCキャピタルを購入するポイントは、、、

うちなーんちゅ

ズバリ「利回り4.5%以上」です!!

現在は4.5%を超えて推移しています。現在の状況が続くのであれば、買い増し資金が確保でき次第、積極的に購入していきたいと思います。

まとめ

  1. EPS(1株あたりの利益):◎
  2. PER:◎
  3. 配当金推移:◎
  4. 配当金利回り:◎
  5. 配当性向:◎
  6. 営業利益率:◯
  7. 自己資本率:×

結果: ◎→5 ◯→1 ×→1 

合計:18/21点

  • 愛せる銘柄:16点以上 
  • 保有を検討する銘柄:12〜15点 
  • 愛せない銘柄:12点以下

以上の結果より、三菱HCキャピタルは私の投資基準に照らし合わせると「愛せる銘柄」となります。

2023年度も増配予定であり、高配当株投資を行うならぜひ保有しておきたい銘柄の一つであります。

20年以上の増配している実績もあり、リーマンショック・コロナショックでも株主還元を積極的に行っています。そのため自分自身のPFの耐久性を上げるためにも入れておきたいです。

最後に、これから高配当株投資をはじめる”あなた”へ。投資は決して安全なものではなく、リスクを伴うものです。

しかしそのリスクを許容して高配当株投資をはじめることができれば、月1万円の”不労所得”も夢ではありません。

この記事を読んで、高配当株投資をはじめるきっかけになったらと思います。

これから高配当株投資をはじめる方向けに、おすすめ口座の紹介を別記事にまとめています。ぜひご覧ください。

うちなーんちゅ

最後まで読んでいただきありがとうございます!それでは次回の記事も”ユタクシウニゲーサビラ