ハイサーイ!うちなーんちゅです!(@utina-nntyu)
高配当株に投資したいけど、投資基準とか分からないし誰か教えて!
という方向けに、わたくし”うちなーんちゅ”が高配当銘柄を紹介します。
今回は、情報システム大手の【兼松エレクトロニクス】について解説していきます。
まず結論から言います。私の投資判断基準と照らし合わせると、、、
”兼松エレクトロニクス”は
「愛せる銘柄」です!
この記事では、なぜ兼松エレクトロニクスが愛せる銘柄なのか?
会社紹介とともに、私の投資判断基準に照らし合わせてお話ししていきたいと思います。
この記事を読むことで、兼松エレクトロニクスがどんな会社なのか。兼松エレクトロニクスの企業業績や投資を判断する時期などを知ることができます。
それでは早速解説していきます。
兼松エレクトロニクスってどんな会社?(2022年時点)

業種(セクター)・株式市場
- 業種(セクター):情報・通信業
- 株式市場:プライム市場
会社概要
- 設立:1968年(昭和43年)7月23日
- 資本金:90億3,125万円
- 社員数:単体438名、連結1,287名 (2022年3月31日時点)
事業内容
- IT(情報通信技術)を基盤に企業の情報システムに関する 設計・構築、運用サービスおよびシステムコンサルティングとITシステム製品およびソフトウェアの販売、賃貸・リース、保守および開発・製造、労働者派遣事業
うちなーんちゅの投資判断基準
- EPS:維持もしくは右肩上がり
- PER:15倍以下
- 配当金推移:右肩あがり
- 配当利回り:3.75%以上
- 配当性向:理想は30〜50%
- 営業利益率:理想は10%以上
- 自己資本比率:最低でも40%以上・80%以上は最高!
- その他:過去の配当利回りを見て、投資妙味が出てきたとき
上記の基準をもとに投資するかを決めています!!
兼松エレクトロニクスの企業分析(2022年時点)

各企業の投資判断する指標を
【優:◎→3点】・【良:◯→2点】・【不可:×→1点】の3段階評価で評価しています
- 愛せる銘柄:16点以上
- 保有を検討する銘柄:12〜15点
- 愛せない銘柄:12点以下
※私の個人的・独断的な見解なので参考になれば嬉しいです。
株価

株価は、短期的に切り取ると上下動を繰り返していますが、2013年から長期的に見ると右肩上がりです。現在は、3,800円〜4,000円台の中で推移しています。
株価は右肩上がりですが、企業の業績はどうでしょうか?詳しく見ていきます!
EPS(1株あたりの純利益)
まずEPSとは、「Earnings Per Share」の略で、1株あたり純利益(当期利益や当期純利益など)ともいわれます。1株あたりの利益がどれだけあるのかを示すものです。
EPSは、当期純利益÷発行株式数の計算式で求めることができます。
引用元:バフェットコード
・右肩上がり:◎
・横ばい:◯
・右肩下がり:×
2013年から綺麗な右肩上がりを描いています。2023年もEPSは成長予定です。
決算資料を確認すると、仮想デスク構築やセキュリティソリューションなどのサービスビジネスが奏功し過去最高業績を更新。システム事業でしっかりと利益を伸ばしており、今後も利益の拡大が見込めます。
EPSに関しては、「◎」と判断しました。
PER
PERとは「Price Earnings Ratio」の略で、株価が1株あたりの純利益(EPS)の何倍まで買われているか。
現在の株価が、その企業の利益と比べて、割高か割安かを判断するのに使われる指標です。
PERは、株価÷EPSの計算式で求めることができます。
引用元:バフェットコード
・RER15倍以下:◎
・PER15〜20倍:◯
・PER20倍以上:×
PER20倍を超えると割高と判断します。私の場合上記の数値が判断材料となっています。
PERに関しては、過去3年間PER14倍付近を推移しています。過去1〜2年を見ると、PER 12〜13倍が購入を検討する基準になる可能性があります。
現在のPERでも”格安”の水準でありますが、購入するのであれば動向を注視していきたいです。
PERは15倍を切っているため「◎」と判断しました。
配当金推移
引用元:バフェットコード
・右肩上がり:◎
・横ばい:◯
・右肩下がり、減配がある:×
配当金グラフをみると、2013年から綺麗な右肩上がりで増配しています。
2023年は155円と前年の据え置きとなっていますが、今後の業績次第では増配の可能性も考えられます。そのため、今後発表される決算短信に注目していきたいと思います。
2023年は配当金額が据え置きとなっていますが、配当金推移は右肩上がりであるため「◎」と判断しました。
配当利回り
配当利回りとは、株価に対する「配当金額の割合」を示す指標です。
配当利回りは、1株あたりの年間配当金÷株価×100(%)の計算式で求めることができます。
引用元:IRバンク
・配当利回り3.75%以上:◎
・配当利回り3.0〜3.75%:◯
・配当利回り3.0%以下:×
2022年9月現在は、配当利回り3.8%付近を推移しています。過去の推移をみると、2022年には配当利回り4%を超える水準の時もありました。
今後も、自分自身が納得できる利回りとなれば積極的に買い向かってもいいのではないかと考えています。
直近4年の平均が、配当利回り3.75%を上回っているため、「◎」と判断しました。
配当性向
配当性向とは、会社が税引後の利益である当期純利益のうち、どれだけを配当金の支払いに向けたかを示す指標です。
配当性向は、1株当たり配当額÷1株当たり当期純利益×100(%)の計算式で求めることができます。
引用元:IRバンク
・配当性向30〜60%:◎
・配当性向0〜20%:◯
・配当性向70%以上:×
配当性向は、過去10年間40〜50%を推移しています。かなり安定している水準です。
現在業績も過去最高を叩き出しており、今後も業績の拡大が見込まれます。中長期経営計画では、当期純利益の増加を目標としています。そのため今後も配当性向40〜50%は十分保たれると予測します。
チェックポイントと照らし合わせると、配当性向は「◎」と判断しました。
営業利益率
営業利益率とは、効率良く稼げているか、すなわち「企業の稼ぐ力」みる指標となっています。
営業利益率は、営業利益÷売上高×100(%)の計算式で求めることができます。
引用元:バフェットコード
・営業利益率10%以上:◎
・営業利益率6〜9%:◯
・営業利益率5%以下:×
一般的に営業利益率が10%を超えると、稼ぐ力がすごいと言われます。
このグラフを見てみると、2013年から営業利益率が10%を超えて推移しています。素晴らしいの一言ですね。
ディフェンシブ銘柄であるため、今後も景気に関係なく稼げる企業と判断できます。
現在、営業利益率は18%となっています。チェックポイントと照らし合わせると、営業利益率は「◎」と判断しました。
自己資本比率
自己資本比率とは、総資本における自己資本の比率を指します。自己資本比率は、企業の財務の安全性を分析するために用いられる指標です。
一般的には、自己資本比率が高い方が財務健全性が高い企業と判断されます。
自己資本比率は、自己資本÷総資本×100(%)の計算式で求めることができます。
引用元:IRバンク
・自己資本比率80%以上:◎
・自己資本比率40〜70%:◯
・自己資本比率40%以下:×
兼松エレクトロニクスの場合、自己資本率は70%台となっています。過去10年を見ても、60〜70%近くを維持しています。かなり高い水準で素晴らしいです。
チェツクポイントと照らし合わせると、自己資本比率は「◯」と判断しました。
株主還元政策

配当政策:当社は、中長期的な企業成長のための事業基盤の強化に努め、安定的かつ継続的な配当を実現していくことを基本方針としております。
引用元:兼松エレクトロニクスHP
うちなーんちゅが購入を検討するポイント

わたくし、うちなーんちゅが兼松エレクトロニクスを購入するポイントは、、、
ズバリ「利回り4%以上」です!!
現在は3.8%付近を行き来しています。業績も安定している銘柄であるため、利回りが上昇するまで様子見をしたい銘柄です。
上記条件を満たすようであれば、積極的に買い増しをしていきたいと考えています。
まとめ

- EPS(1株あたりの利益):◎
- PER:◎
- 配当金推移:◎
- 配当金利回り:◯
- 配当性向:◎
- 営業利益率:◎
- 自己資本率:◯

結果: ◎→5 ◯→2 ×→0
合計:19/21点
- 愛せる銘柄:16点以上
- 保有を検討する銘柄:12〜15点
- 愛せない銘柄:12点以下
以上の結果より、兼松エレクトロニクスは私の投資基準に照らし合わせると「愛せる銘柄」となります。
これまで、KDDI・NTT・沖縄セルラーと大手通信会社(携帯事業)の記事をブログ内に掲載しました。
兼松エレクトロニクスは、業績が拡大しており株価・配当利回りも右肩上がりである銘柄です。
「携帯事業だけで通信事業を構築するのは不安だな…」と思われる方は、ぜひPFに組入れてほしい銘柄です。
私は、購入を検討するポイントを満たすようであれば購入しようと考えています。
最後に、これから高配当株投資をはじめる”あなた”へ。投資は決して安全なものではなく、リスクを伴うものです。
しかしそのリスクを許容して高配当株投資をはじめることができれば、月1万円の”不労所得”も夢ではありません。
この記事を読んで、高配当株投資をはじめるきっかけになったらと思います。
これから高配当株投資をはじめる方向けに、おすすめ口座の紹介を別記事にまとめています。ぜひご覧ください。
最後まで読んでいただきありがとうございます!それでは次回の記事も”ユタクシウニゲーサビラ