ハイサーイ!うちなーんちゅ(@utina-nntyu)です!
高配当株に投資したいんですが、投資基準とか分からないし誰か教えてくれませんか?
というあなたへ向けて、高配当銘柄を紹介して行きます。
今回はホッチキス製造大手の【マックス】について解説して行きます。
まず結論から言います。私の投資判断基準と照らし合わせると、、、
”マックス”は
「愛せる銘柄」です!
この記事では、なぜ”マックス”が愛せる銘柄なのか?
会社紹介とともに、私の投資判断基準に照らし合わせてお話ししていきたいと思います。
この記事を読むことで、マックスがどんな会社なのか。
マックスの企業業績や投資を判断する時期などを知ることができます。
それでは早速解説していきます。
マックスってどんな会社?(2022年時点)

業種(セクター)・株式市場
- 業種(セクター):機械
- 株式市場:プライム市場
会社概要
- 設立日:昭和17年11月26日
- 資本金:123億6千7百万円
- 社員数:2477 名(連結) / 911 名(単独)
事業概要
- オフィス機器事業
- オートステープラ事業
- 機工品事業
- AF事業
- 住環境機器事業
- HCR事業
事業内容
- インダストリアル機器部門:釘打機、ガンタッカ、ねじ打機、ステープル、ネイル、ねじ、などの製造・販売。
- オフィス機器部門:ホッチキス、ホッチキス針、紙針ホッチキス、電動ホッチキスなどの製造・販売。
- HCR機器部門:車いす、その他福祉用品の製造・販売。
うちなーんちゅの投資判断基準
- EPS:維持もしくは右肩上がり
- PER:15倍以下
- 配当金推移:右肩あがり
- 配当利回り:3.75%以上
- 配当性向:理想は30〜50%
- 営業利益率:理想は10%以上
- 自己資本比率:最低でも40%以上・80%以上は最高!
- その他:過去の配当利回りを見て、投資妙味が出てきたとき
上記の基準をもとに投資するかを決めています!!
マックスの企業分析(2022年時点)

ここからは、各指標を
【優:◎→3点】・【良:◯→2点】・【不可:×→1点】の3段階評価で評価して行きます。
- 愛せる銘柄:16点以上
- 保有を検討する銘柄:12〜15点
- 愛せない銘柄:12点以下
※私の個人的・独断的な見解なので参考になれば嬉しいです。
株価

株価は、2013年の900円から2022年で1900円と約2倍に成長しています。
特に7月の四半期決算が好調な結果となったため、急激に株価が上昇しました。
買おうとしていた中で、株価が急激に上がって買えなくなる。高配当株投資ではあるあるですね。
株価は急上昇しましたが、指標はどうなっているでしょうか?早速見ていきましょう!
EPS(1株あたりの純利益)
まずEPSとは、「Earnings Per Share」の略で、1株あたり純利益(当期利益や当期純利益など)ともいわれます。1株あたりの利益がどれだけあるのかを示すものです。
EPSは、当期純利益÷発行株式数の計算式で求めることができます。
引用元:バフェットコード
・右肩上がり:◎
・横ばい:◯
・右肩下がり:×
EPSは、右肩上がりになっています。2020年はコロナショックでも大きな下落をすることなく、堅調に推移しています。
2023年も成長予想となっていおり、非常に優秀ではないかと思われます。
上記の点を踏まえるとEPSに関しては、「◎」と判断しました。
PER
PERとは「Price Earnings Ratio」の略で、株価が1株あたりの純利益(EPS)の何倍まで買われているか。
現在の株価が、その企業の利益と比べて、割高か割安かを判断するのに使われる指標です。
PERは、株価÷EPSの計算式で求めることができます。
引用元:バフェットコード
・RER15倍以下:◎
・PER15〜20倍:◯
・PER20倍以上:×
PER20倍を超えると割高と判断します。私の場合上記の数値が判断材料となっています。
PERに関しては、過去2年間は15倍以下を推移しています。
PERだけを見ると、15倍を超えることもしばしば見られ、今が”買いどき”なのではと慎重に判断している状況です。
現在はPER15倍を切っているため「◎」と判断しました。
配当金推移
引用元:バフェットコード
・右肩上がり:◎
・横ばい:◯
・右肩下がり、減配がある:×
配当金のグラフをみると、2013年から維持〜増配を繰り返し、綺麗な右肩上がりをしています。
2020年のコロナショック時にも増配していることを踏まえると、かなり株主還元への意識は強い企業だということが分かります。
上記の点を踏まえると、配当金推移は「◎」と判断しました。
配当利回り
配当利回りとは、株価に対する「配当金額の割合」を示す指標です。
配当利回りは、1株あたりの年間配当金÷株価×100(%)の計算式で求めることができます。
引用元:IRバンク
・配当利回り3.75%以上:◎
・配当利回り3.0〜3.75%:◯
・配当利回り3.0%以下:×
2022年8月現在は、配当利回り3.1%付近を推移しています。
7月末には、配当利回りは4%を超えていました。しかし好調な決算を受けて、株価が急上昇し利回りが3%前半まで低下してしまいました。
直近は、配当利回り3%を付近を推移しているため、「◯」と判断しました。
配当性向
配当性向とは、会社が税引後の利益である当期純利益のうち、どれだけを配当金の支払いに向けたかを示す指標です。
配当性向は、1株あたりの配当額÷1株あたり当期純利益×100%の計算式で求めることができます。
引用元:IRバンク
・配当性向30〜60%:◎
・配当性向0〜20%:◯
・配当性向70%以上:×
配当性向は過去10年間で、40%〜70%台を推移しています。直近では、40%台を安定しています。
配当政策では、「純資産配当率3.5%を下限として配当性向50%を目指す」と発表しており、今後も増配が期待されます。
そのためチェックポイントと照らし合わせても、配当性向は「◎」と判断しました。
営業利益率
営業利益率とは、効率良く稼げているか、すなわち「企業の稼ぐ力」みる指標となっています。
営業利益率は、営業利益÷売上高×100(%)の計算式で求めることができます。
引用元:バフェットコード
・営業利益率10%以上:◎
・営業利益率6〜9%:◯
・営業利益率5%以下:×
一般的に営業利益率が10%を超えると、稼ぐ力がすごいと言われます。
グラフを見ると、過去10年は営業利益率が10%付近を推移しています。また直近では、営業利益率10%台を超えているため非常に優秀ですね。
チェックポイントと照らし合わせると、営業利益率は「◎」と判断しました。
自己資本比率
自己資本比率とは、総資本における自己資本の比率を指します。自己資本比率は、企業の財務の安全性を分析するために用いられる指標です。
一般的には、自己資本比率が高い方が財務健全性が高い企業と判断されます。
自己資本比率は、自己資本÷総資本×100(%)の計算式で求めることができます。
引用元:IRバンク
・自己資本比率80%以上:◎
・自己資本比率40〜70%:◯
・自己資本比率40%以下:×
マックスの場合、直近の自己資本率は70%を超えています。
配当金を維持〜増配しながら、自己資本比率もしっかり安定しています。財務状況も安定しており、安心して投資できる水準ではないかと考えます。
チェツクポイントと照らし合わせると、自己資本比率は「◯」と判断しました。
株主還元政策

配当政策・自己株式取得
当社は、株主の皆様に対する利益還元を経営の最重要政策のひとつとして位置づけています。当社はこのたび、株主の皆様に対し、長期安定的に配当を実施するべく、利益配分に関する基本方針を「事業活動による利益を持続的な成長により拡大し、長期安定的に利益配分を行うこと」に変更しました。
基本方針の変更にあわせて、配当政策を「連結決算を基準に、純資産配当率3.5%を下限として配当性向50%を目指す」と変更しました。この新しい配当政策を当期にも適用し、2022年3月期の配当は前期から16円増配の「1株当たり年間配当金64円」を予定しています。
引用元:マックスホームページ
追加情報を入れておくと”マックス”は、30期以上にわたって配当を「維持」もしくは「増配」し続けている“非減配株(=隠れ増配株)”でもあります。
うちなーんちゅが購入を検討するポイント

わたくし、うちなーんちゅが”マックス”を購入するポイントは、、、
ズバリ「利回り3.75%以上」です!!
現在は3%前半を推移しています。7月末に配当利回りが4%を超えているのを観察していたので、非常に悔しい思いをしています。
しかしこれが高配当株の面白いところなので、また購入ポイントがくるまで首を長くして待ちたいと思います。
まとめ

- EPS(1株あたりの利益):◎
- PER:◎
- 配当金推移:◎
- 配当金利回り:◯
- 配当性向:◎
- 営業利益率:◎
- 自己資本率:◯

結果: ◎→5 ◯→2 ×→0
合計:19/21点
- 愛せる銘柄:16点以上
- 保有を検討する銘柄:12〜15点
- 愛せない銘柄:12点以下
以上の結果より、マックスは私の投資基準に照らし合わせると「愛せる銘柄」となります。
配当政策でも「連結決算を基準に、純資産配当率3.5%を下限として配当性向50%を目指す」と発表しています。高配当株投資を行うならぜひ保有しておきたい銘柄の一つであります。
また”マックス”は、30期以上にわたって配当を「維持」もしくは「増配」し続けている“非減配株(=隠れ増配株)”でもあります。そのため自分自身のPFの耐久性を上げるためにも入れておきたいです。
最後に、これから高配当株投資をはじめる”あなた”へ。投資は決して安全なものではなく、リスクを伴うものです。
しかしそのリスクを許容して高配当株投資をはじめることができれば、月1万円の”不労所得”も夢ではありません。
この記事を読んで、高配当株投資をはじめるきっかけになったらと思います。
これから高配当株投資をはじめる方向けに、おすすめ口座の紹介を別記事にまとめています。ぜひご覧ください。
最後まで読んでいただきありがとうございます!それでは次回の記事も”ユタクシウニゲーサビラ