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【2023年:日本高配当銘柄紹介】5911:横河ブリッジホールディングス(景気敏感株)

ハイサーイ!うちなーんちゅです!(@utina-nntyu

今回の記事は

  • 今から高配当株投資を始めようと思っているんだけど…
  • ネット上にある情報が多すぎて何を参考にしていいか分からない
  • 銘柄分析する時間がないから、優良な個別銘柄の情報を教えて!

という”あなた”へ向けて、日本高配当株の個別銘柄について紹介・解説して行きます。

今回は、橋梁事業大手の【横河ブリッジホールディングス】(以下横河ブリッジHD)について解説して行きます。

まず結論から言います。私の投資判断基準と照らし合わせると、、、

”横河ブリッジHD”は

愛せる銘柄」です!

私は高配当株投資を始めて、3年で年間20万円を超える配当金を得ることができました。しかし3年前は、なにも分からない状態から始めて何度も失敗を繰り返し、勉強しながら現在の配当金を得られるようになっています。

そこでこの記事では、高配当株投資初心者でも迷わずに優良銘柄を選定することができます。「高配当株投資の基本」となる企業情報や株式指標を用いながら解説していきます。

この記事を読むことで、なぜ”横河ブリッジHD”が愛せる銘柄なのか?。横河ブリッジHDがどんな会社なのか。横河ブリッジHDの企業業績や、私の投資基準を基にした投資を判断する時期などを知ることができます。

それでは早速解説していきます。

この記事がおすすめの人
  • ”横河ブリッジHD”に投資をしようと考えている人
  • これから高配当株投資を始めたい・始める人
  • 高配当株で何に投資していいか分からない人
  • 時間に余裕がなく、銘柄分析ができない人
  • ”うちなーんちゅ”の投資基準を知りたい人

横河ブリッジHDってどんな会社?(2023年時点)

株式会社横河ブリッジは、千葉県船橋市に本社を置く日本の鋼橋メーカー。鋼橋専業では国内最大手である。建築家・横河民輔博士の興した横河グループの中核企業の一つ。

業種(セクター)・株式市場

  • 業種(セクター):金融製品
  • 株式市場:プライム市場

会社概要

  • 創業:2007年 8月
  • 資本金:94億円
  • 社員数:36名(2022年3月31日現在)

事業概要

  1. 橋梁事業:新設橋梁事業、保全事業、海外事業を中心に事業を展開。
  2. エンジニアリング関連事業:システム建築事業、土木関連事業、建築・機鉄他事業を中心に事業を展開。
  3. 先端技術事業:精密機器製造事業、情報処理事業を中心に展開。

事業内容

  • グループ全体の戦略策定ならびに経営管理。および技術研究開発業務

うちなーんちゅの投資判断基準

うちなーんちゅ投資判断基準
  1. EPS:維持もしくは右肩上がり
  2. PER:15倍以下
  3. 配当金推移:右肩あがり
  4. 配当利回り:3.75%以上
  5. 配当性向:理想は30〜50%
  6. 営業利益率:理想は10%以上
  7. 自己資本比率:最低でも40%以上・80%以上は最高!
  8. その他:過去の配当利回りを見て、投資妙味が出てきたとき
うちなーんちゅ

上記の基準をもとに投資するかを決めています!!

横河ブリッジHDの企業分析(2023年時点)

各企業の投資判断する指標を

【優:◎→3点】・【良:◯→2点】・【不可:×→1点】の3段階評価で評価しています

  • 愛せる銘柄:16点以上 
  • 保有を検討する銘柄:12〜15点 
  • 愛せない銘柄:12点以下

※私の個人的・独断的な見解なので参考になれば嬉しいです。

株価

株価は上昇基調となっており、2013年の株価から約2倍に成長しています。2018年に大幅に株価が上昇していますが、現在は2000円前後を推移しています。

1月30日の第3四半期決算の発表を受けて、株価が一時2000円を超えるまで急騰しています。

うちなーんちゅ

株価が上昇しているので、長期でみるとキャピタル・インカム両方狙える銘柄かもしれませんね!

四半期業績(経営成績に関する説明)

2023年3月期 第3四半期決算短信(2023年1月30日更新)

当社グループの当第3四半期連結累計期間における売上高は1,193億円(前年同期比22.2%増)となり、過去最高の水準になりました。また、営業利益は89億5千万円(同9.0%減)、経常利益は92億円(同8.2%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は67億円(同9.9%減)となり、減益幅を当第3四半期で縮小することができました。

引用元:横河ブリッジHDホームページ

EPS(1株あたりの純利益)

まずEPSとは、「Earnings Per Share」の略で、1株あたり純利益(当期利益や当期純利益など)ともいわれます。1株あたりの利益がどれだけあるのかを示すものです。

EPSは、当期純利益÷発行株式数の計算式で求めることができます。

引用元:バフェットコード

2013年からEPSは綺麗な右肩上がりを描いています。しかし2023年はEPSの低下が予想されています。

第3四半期決算では、売上高自体は過去最高の水準です。前年同期と比べると営業利益・経常利益・四半期純利益は減益となっていますが、減益幅を当第3四半期で縮小することができているとのことです。

EPSに関しては今回、「」と判断しました。

PER

PERとは「Price Earnings Ratio」の略で、株価が1株あたりの純利益(EPS)の何倍まで買われているか。

現在の株価が、その企業の利益と比べて、割高か割安かを判断するのに使われる指標です。

PERは、株価÷EPSの計算式で求めることができます。

引用元:バフェットコード

PERに関しては、2021年から2023年の過去3年間で10倍以下で推移しています。このグラフを見てても、かなり格安ではないかと分析できます。

従ってPERは「」と判断しました。

配当金推移

引用元:バフェットコード

配当金のグラフをみると、2013年から綺麗な右肩上がりで増配しています。

株主政策によると、今後配当性向30%まで増配を予定しているとホームページにも記載されています。

よって配当金推移は「」と判断しました。

配当利回り

配当利回りとは、株価に対する「配当金額の割合」を示す指標です。

配当利回りは、1株あたりの年間配当金÷株価×100(%)の計算式で求めることができます。

引用元:IRバンク

2022年10月のグラフでは、配当利回り4%付近を超えて推移しています。その他サイトを確認すると、現在配当利回りは4%で推移。

配当金の推移と併せて過去10年を見ると、増配に伴い配当利回りも上昇してきています。増配と株価下落を考えると、更に配当利回りが上昇してくることが予想されます。

直近2年は、配当利回り3.75%を超えているため、「」と判断しました。

配当性向

配当性向とは、会社が税引後の利益である当期純利益のうち、どれだけを配当金の支払いに向けたかを示す指標です。

配当性向は、1株当たり配当額÷1株当たり当期純利益×100(%)の計算式で求めることができます。

引用元:IRバンク

配当性向は過去10年間10〜30%付近を維持できています。今後も増配が期待できる水準です。配当政策では、配当性向30%まで引き上げるとの記載があります。まだまだ増配できる水準を保てています。

チェックポイントと照らし合わせると、配当性向は「」と判断しました。

営業利益率

営業利益率とは、効率良く稼げているか、すなわち「企業の稼ぐ力」みる指標となっています。

営業利益率は、営業利益÷売上高×100(%)の計算式で求めることができます。

引用元:フェットコード

一般的に営業利益率が10%を超えると、稼ぐ力がすごいと言われます。

このグラフを見てみると、直近3年は営業利益率が10%付近で維持できています。

しかし2022年と比較すると、営業利益率は低下傾向です。売上総利益は前年同期と比べて差はないですが、販売費及び一般管理費(人件費・広告費など)が前年と比べて多くなっています。その影響を受け営業利益が減少し、営業利益率の低下を招いています。今後の改善に期待しています。

直近の営業利益率は8.82%となっています。チェックポイントと照らし合わせると、営業利益率は「」と判断しました。

自己資本比率

自己資本比率とは、総資本における自己資本の比率を指します。自己資本比率は、企業の財務の安全性を分析するために用いられる指標です。

一般的には、自己資本比率が高い方が財務健全性が企業と判断されます。

自己資本比率は、自己資本÷総資本×100(%)の計算式で求めることができます。

引用元:IRバンク

横河ブリッジHDの場合、直近の自己資本率は60%台を維持できています。

増配を行なっているものの、逆に自己資本比率に増加傾向にあります。このことからも、今後も増配していくのに問題がない水準だと考えます。

チェツクポイントと照らし合わせると、自己資本比率は「」と判断しました。

株主還元政策

配当政策・自己株式取得

当社は、株主の皆様に対する利益配分を最重要施策の一つとして認識し、業績ならびに今後の事業展開に伴う資金需要などを総合的に勘案のうえ、安定した配当を継続することを基本方針としております。

これらの方針に基づき、期末配当につきましては2021年10月27日に当初予想の1株当たり30円から5円増配の35円に修正させていただきましたが、その後の業績の動向等を踏まえ、更に5円増配の40円とさせていただきます。これにより中間配当金と合わせた年間配当金は、前期実績に対し23円増配の1株当たり75円となります。

また、本日発表いたしました第6次中期経営計画において、その対象期間(2022年度~2024年度)の配当性向を30%以上に引き上げさせていただきましたことを踏まえ、次期の配当につきましては、1株当たりの中間配当金ならびに期末配当金をそれぞれ40円とし、年間配当金を75円から80円に増配させていただくことを予定しております。

引用元:横河ブリッジHDホームページ

株主優待制度

当社は、株主の皆様の日頃のご支援に感謝するとともに、今後とも多くの株主の皆様に当社へのご理解とご支援をいただき、中長期的に当社株式を所有していただくことを目的として、株主優待制度を導入しております。

贈呈株主様:毎年3月31日現在の当社株主名簿に、記載又は記録された株主様のうち、1,000株以上ご所有の株主様を対象に実施しております。

贈呈品:1000株以上保有の株主様→クオカード1,000円分贈呈。1,000株(10単元)以上を5年以上保有の株主様→クオカード1,000円分を加算して贈呈

引用元:横河ブリッジHDホームページ

うちなーんちゅが購入を検討するポイント

わたくし、うちなーんちゅが横河ブリッジHDを購入するポイントは、、、

うちなーんちゅ

ズバリ「利回り4%以上」です!!

現在は4%付近を行き来しています。今後株価が下がりさらに配当利回りが上がっていくのであれば、積極的に購入していく予定です。

まとめ

投資判断基準まとめ
  1. EPS(1株あたり利益):◎
  2. PER:◎
  3. 配当金推移:◎
  4. 配当利回り:◎
  5. 配当性向:◯
  6. 営業利益率:◯
  7. 自己資本比率:◯

結果: ◎→4 ◯→3 ×→0 

合計:18/21点

  • 愛せる銘柄:16点以上 
  • 保有を検討する銘柄:12〜15点 
  • 愛せない銘柄:12点以下

以上の結果より、横河ブリッジHDは私の投資基準に照らし合わせると「愛せる銘柄」となります。

横河ブリッジHDは、橋梁事業大手の企業です。橋の新設事業・保全事業を主な事業としています。保全事業はストック事業であり、今後も安定的な需要が見込まれます。関空の連絡橋なども請け負っています。

またシステム建築事業では、「yess建築」により、工場、倉庫、店舗、スポーツ施設などのシステム建築分野において、No.1の地位を確立しています。

株主還元政策では、配当性向を30%に引き上げて増配基調の維持を目指し、自己株式の取得も行っていくと記載がありとても好感が持てる企業です。

私個人的にはかなりの高評価の銘柄であり、今後もこの業績を維持できるのであれば、永久保有を検討したいと思っています。

うちなーんちゅ

ちなみに私は、11月の下落時などに買い増しを行いました!

最後に、これから高配当株投資をはじめる”あなた”へ。投資は決して安全なものではなく、リスクを伴うものです。

しかしそのリスクを許容して高配当株投資をはじめることができれば、月1万円の”不労所得”も夢ではありません。

この記事を読んで、高配当株投資をはじめるきっかけになったらと思います。

これから高配当株投資をはじめる方向けに、おすすめ口座の紹介を別記事にまとめています。ぜひご覧ください。

うちなーんちゅ

最後まで読んでいただきありがとうございます!それでは次回の記事も”ユタクシウニゲーサビラ

※この記事では日本個別銘柄をご紹介しましたが、あらゆる意思決定、最終判断はご自身の責任において行われますようお願い致します。ご自身の資産運用等において、損害が発生した場合、筆者は一切責任を負いません。ご了承ください。