情報・通信業

【2022年:日本高配当銘柄紹介】4687:TDCソフト(ディフェンシブ銘柄)

ハイサーイ!うちなーんちゅです!(@utina-nntyu

高配当株に投資したいけど、投資基準とか分からないし誰か教えてください!

という方向けに、わたくし”うちなーんちゅ”が高配当銘柄を紹介します。

今回は、ITシステム業の【TDCソフト】について解説していきます。

まず結論から言います。私の投資判断基準と照らし合わせると、、、

”TDCソフト”は

愛せる銘柄」です!

この記事では、なぜTDCソフトが愛せる銘柄なのか?

会社紹介とともに、私の投資判断基準に照らし合わせてお話ししていきたいと思います。

この記事を読むことで、TDCソフトがどんな会社なのか。TDCソフトの企業業績投資を判断する時期などを知ることができます。

それでは早速解説していきます。

TDCソフトってどんな会社?(2022年時点)

業種(セクター)・株式市場

  • 業種(セクター):情報・通信業
  • 株式市場:プライム市場

会社概要

  • 設立:1962年(昭和37年)10月16日
  • 資本金:9億7,040万円(2022年4月現在)
  • 社員数:連結 1,996名 単独1,697名(2022年4月現在)

事業内容

  • ITコンサルティング&サービス
  • 金融ITソリューション
  • 公共法人ITソリューション
  • プラットフォームソリューション等

うちなーんちゅの投資判断基準

うちなーんちゅ投資判断基準
  1. EPS:維持もしくは右肩上がり
  2. PER:15倍以下
  3. 配当金推移:右肩あがり
  4. 配当利回り:3.75%以上
  5. 配当性向:理想は30〜50%
  6. 営業利益率:理想は10%以上
  7. 自己資本比率:最低でも40%以上・80%以上は最高!
  8. その他:過去の配当利回りを見て、投資妙味が出てきたとき
うちなーんちゅ

上記の基準をもとに投資するかを決めています!!

TDCソフトの企業分析(2022年時点)

各企業の投資判断する指標を

【優:◎→3点】・【良:◯→2点】・【不可:×→1点】の3段階評価で評価しています

  • 愛せる銘柄:16点以上 
  • 保有を検討する銘柄:12〜15点 
  • 愛せない銘柄:12点以下

※私の個人的・独断的な見解なので参考になれば嬉しいです。

株価

株価は、2013年から長期的にみると右肩上がりを形成しています。2021年には最高値をつけて下落していますが、2022年に入ってから再び株価が上昇してきています。

あくまでも予想にはなりますが、株価の動向を観察していると年末までには過去最高値を再び更新するのではないかと考えています。

うちなーんちゅ

株価は右肩上がりですが、企業業績としてはどうなんでしょうか?この後、しっかり見ていきます!

EPS(1株あたりの純利益)

まずEPSとは、「Earnings Per Share」の略で、1株あたり純利益(当期利益や当期純利益など)ともいわれます。1株あたりの利益がどれだけあるのかを示すものです。

EPSは、当期純利益÷発行株式数の計算式で求めることができます。

引用元:バフェットコード

2013年から綺麗な右肩上がりを描いています。2023年もEPSは成長の予定です。

決算資料を確認すると、全ての事業分野が堅調に推移し、売上高は前期比の13.3%増。新中期経営計画でも、主要事業を拡大し売上高400億を目指すと記載されています。

TDCソフトは、今後も成長が見込まれる企業ではないかと考えています。

EPSに関しては、「」と判断しました。

PER

PERとは「Price Earnings Ratio」の略で、株価が1株あたりの純利益(EPS)の何倍まで買われているか。

現在の株価が、その企業の利益と比べて、割高か割安かを判断するのに使われる指標です。

PERは、株価÷EPSの計算式で求めることができます。

引用元:バフェットコード

PERに関しては、直近1年はPER15倍付近を推移しています。過去を振り返ると、PER20倍を超えている時期もありました。

過去のPERと比較してみてみると、現在のPER水準がTDCソフトを購入する水準かもしれません。購入するのであれば、今後の動向を注視していきたいです。

PERは15倍を切っているため「」と判断しました。

配当金推移

引用元:バフェットコード

配当金グラフをみると、2013年から右肩上がりで増配〜維持を繰り返しています。2023年は、記念配当とあわせて「45円」とすると決算資料に記載しており増配の予定です。

配当政策では、配当性向30%を目標とし、当社の経営状況、財務や業績等の状況を総合的に勘定しながら実施すると記載されています。今後も増配が期待できる企業だと考えています。

上記のことを含めて、配当金推移は右肩上がりであるため「」と判断しました。

配当利回り

配当利回りとは、株価に対する「配当金額の割合」を示す指標です。

配当利回りは、1株あたりの年間配当金÷株価×100(%)の計算式で求めることができます。

引用元:IRバンク

2022年10月現在は、配当利回り3.4%付近を推移しています。この10年間は配当金を維持〜増配を継続しており、減配が一回もありません。

株価は右肩あがり・配当利回りも高くなってきていることから、インカム・キャピタル両方狙える銘柄です。もうひとつ注文するのであれば、配当利回りが3.75%を超えてほしいとことです。

配当推移などを加味して考えると、自分自身が納得できる利回りとなれば積極的に買い向かってもいいのではないかと思います。

直近の配当利回り3.75%を上回っているため、「」と判断しました。

配当性向

配当性向とは、会社が税引後の利益である当期純利益のうち、どれだけを配当金の支払いに向けたかを示す指標です。

配当性向は、1株当たり配当額÷1株当たり当期純利益×100(%)の計算式で求めることができます。

引用元:IRバンク

配当性向は、過去10年間30〜40%を推移しています。かなり安定している水準です。

決算資料確認しても、EPSは右肩上がりであり今後も業績の拡大が見込めます。配当性向30%を目標するとありますが、現在の状況をみると配当性向30%の維持は可能と予測しています。

チェックポイントと照らし合わせると、配当性向は「」と判断しました。

営業利益率

営業利益率とは、効率良く稼げているか、すなわち「企業の稼ぐ力」みる指標となっています。

営業利益率は、営業利益÷売上高×100(%)の計算式で求めることができます。

引用元:バフェットコード

一般的に営業利益率が10%を超えると、稼ぐ力がすごいと言われます。

このグラフを見てみると、2013年から営業利益率は右肩あがりで推移しています。ここ最近んは営業利益率10%に迫る勢いです。

2025年3月までの業績目標を、売上高400億円・営業利益率10%を掲げています。ぜひ目標を達成してほしいものです。

チェックポイントと照らし合わせると、営業利益率は「」と判断しました。

自己資本比率

自己資本比率とは、総資本における自己資本の比率を指します。自己資本比率は、企業の財務の安全性を分析するために用いられる指標です。

一般的には、自己資本比率が高い方が財務健全性が企業と判断されます。

自己資本比率は、自己資本÷総資本×100(%)の計算式で求めることができます。

引用元:IRバンク

TDCソフトの場合、自己資本率は70%台となっています。資料を確認している限りでは、財務もしっかりしている企業です。

投資に絶対はないですが、高い自己資本比率・業績も拡大中であり今すぐ倒産する企業ではなさそうです。

チェツクポイントと照らし合わせると、自己資本比率は「」と判断しました。

株主還元政策

配当・自己株式取得

配当方針:当社は、経営基盤の充実と財務体制の強化を通じて企業価値の向上を図るとともに、株主の皆様に対する積極的な利益還元を行うことを会社の利益配分に関する基本方針としています。このような方針のもと、配当性向30%を目標とし、当社の経営状況、財務や業績等の状況を総合的に勘定しながら実施させていただきます。

引用元:TDCソフトHP
うちなーんちゅ

今すぐ買い増しをするという銘柄ではなく、今後の業績や配当状況を観察しながら購入を検討したい銘柄となります!

うちなーんちゅが購入を検討するポイント

わたくし、うちなーんちゅがTDCソフトを購入するポイントは、、、

うちなーんちゅ

ズバリ「利回り3,75%以上」です!!

現在は3.4%付近を行き来しています。業績も安定している銘柄であるため、今後の株価と配当利回りを加味して投資を検討していきたいと思います。

まとめ

  1. EPS(1株あたりの利益):◎
  2. PER:◎
  3. 配当金推移:◎
  4. 配当金利回り:◯
  5. 配当性向:◎
  6. 営業利益率:◯
  7. 自己資本率:◯

結果: ◎→4 ◯→3 ×→0 

合計:18/21点

  • 愛せる銘柄:16点以上 
  • 保有を検討する銘柄:12〜15点 
  • 愛せない銘柄:12点以下

以上の結果より、TDCソフトは私の投資基準に照らし合わせると「愛せる銘柄」となります。

TDCソフトは、過去の業績を振り返っても売上・利益は安定的に成長している企業です。また決算資料を確認しても、主要事業の業績拡大が見込まれ、2025年3月期の目標である売上高400億円の達成も可能ではないかと考えます。

高配当株投資家にとって注目したいのは、業績拡大に伴い配当をどれだけ増やしてくれるかです。今後のTDCソフトの業績などに注目していきましょう。

インカム・キャピタル両方を狙える銘柄であるため、分散のためPFに組み込んでもいい銘柄のひとつとなりそうです。

最後に、これから高配当株投資をはじめる”あなた”へ。投資は決して安全なものではなく、リスクを伴うものです。

しかしそのリスクを許容して高配当株投資をはじめることができれば、月1万円の”不労所得”も夢ではありません。

この記事を読んで、高配当株投資をはじめるきっかけになったらと思います。

これから高配当株投資をはじめる方向けに、おすすめ口座の紹介を別記事にまとめています。ぜひご覧ください。

うちなーんちゅ

最後まで読んでいただきありがとうございます!それでは次回の記事も”ユタクシウニゲーサビラ