ハイサーイ!うちなーんちゅ(@utina-nntyu)です!
高配当株に投資したいのですが、投資基準とか分からないし誰か教えてくれませんか?
というあなたへ向けて、高配当銘柄を紹介して行きます。
今回は医薬品第2位の【アステラス製薬】について解説して行きます。
まず結論から言います。私の投資判断基準と照らし合わせると、、、
”アステラス製薬”は
「保有を検討する銘柄」です!
この記事では、なぜアステラス製薬が保有を検討する銘柄なのか?
会社紹介とともに、私の投資判断基準に照らし合わせてお話ししていきたいと思います。
この記事を読むことで、アステラス製薬がどんな会社なのか。アステラス製薬の企業業績や投資を判断する時期などを知ることができます。
それでは早速解説していきます。
- これから高配当株投資を始めたい・始める人
- 高配当株で何に投資していいか分からない人
- 時間に余裕がなく、銘柄分析ができない人
- 罠銘柄を掴みたくない人
- ”うちなーんちゅ”の投資基準を知りたい人
アステラス製薬ってどんな会社?(2022年時点)

業種(セクター)・株式市場
- 業種(セクター):医薬品
- 株式市場:プライム市場
会社概要
- 創業:1923年
- 資本金:103,001百万円 (2022年3月31日現在)
- 社員数:14,522名 (2022年3月31日現在、連結ベース)
事業内容
- 医薬品の製造(泌尿器・移植分野に注力・現在抗がん剤を強化)販売および輸出入
うちなーんちゅの投資判断基準
- EPS:維持もしくは右肩上がり
- PER:15倍以下
- 配当金推移:右肩あがり
- 配当利回り:3.75%以上
- 配当性向:理想は30〜50%
- 営業利益率:理想は10%以上
- 自己資本比率:最低でも40%以上・80%以上は最高!
- その他:過去の配当利回りを見て、投資妙味が出てきたとき
上記の基準をもとに投資するかを決めています!!
アステラス製薬の企業分析(2022年時点)

各企業の投資判断する指標を
【優:◎→3点】・【良:◯→2点】・【不可:×→1点】の3段階評価で評価しています
- 愛せる銘柄:16点以上
- 保有を検討する銘柄:12〜15点
- 愛せない銘柄:12点以下
※私の個人的・独断的な見解なので参考になれば嬉しいです。
株価

株価は1年スパンで見ると、2021年から上昇トレンドとなっています。
しかし8月に入ってからは2000円を切る場面も見られます。
そのため株価と配当利回り、企業情報を加味しながら購入するか・しないか検討して行きます。
株価は下落していますが、指標はどうなっているでしょうか?早速見ていきましょう!
EPS(1株あたりの純利益)
まずEPSとは、「Earnings Per Share」の略で、1株あたり純利益(当期利益や当期純利益など)ともいわれます。1株あたりの利益がどれだけあるのかを示すものです。
EPSは、当期純利益÷発行株式数の計算式で求めることができます。
引用元:バフェットコード
- 右肩上がり:◎
- 横ばい:◯
- 右肩下がり:×
EPSは、21年〜22年では下落を認めています。しかし2023年の予想では、EPSは上昇が予想されています。
過去10年で見てみると右肩上がりではありますが、今後の動向によっても変化していくため注視していきたいです。
上記の点を踏まえるとEPSに関しては、「◯」と判断しました。
PER
PERとは「Price Earnings Ratio」の略で、株価が1株あたりの純利益(EPS)の何倍まで買われているか。
現在の株価が、その企業の利益と比べて、割高か割安かを判断するのに使われる指標です。
PERは、株価÷EPSの計算式で求めることができます。
引用元:バフェットコード
- RER15倍以下:◎
- PER15〜20倍:◯
- PER20倍以上:×
PER20倍を超えると割高と判断します。私の場合上記の数値が判断材料となっています。
PERに関しては、2022年をみるとPER20倍以下を推移しています。
このグラフを見ていくと、2021年はPERが20倍を超えていました。
個人的な分析としては、PERだけを見ていくと購入できる水準まで落ちてきたと思っています。
ただしPERは15倍を超えています。従ってPERは「◯」と判断しました。
配当金推移
引用元:バフェットコード
- 右肩上がり:◎
- 横ばい:◯
- 右肩下がり、減配がある:×
配当金のグラフをみると、2013年から綺麗に右肩あがりを描いています。
株主政策についても、「配当については、連結ベースでの中長期的な利益成長に基づき、安定的かつ持続的な向上に努める」。としているため今後も増配が期待できます。
上記の点を踏まえると、配当金推移は「◎」と判断しました。
配当利回り
配当利回りとは、株価に対する「配当金額の割合」を示す指標です。
配当利回りは、1株あたりの年間配当金÷株価×100(%)の計算式で求めることができます。
引用元:IRバンク
- 配当利回り3.75%以上:◎
- 配当利回り3.0〜3.75%:◯
- 配当利回り3.0%以下:×
2022年8月現在は、配当利回り3%付近を推移しています。
配当金の推移と併せて過去5年を見ると、配当利回り2〜3%を推移しています。
現在の状況としては、株価の下落・増配により徐々に配当利回りが高くなってきています。
しかし直近5年は、配当利回り3%を下回っているため、「×」と判断しました。
配当性向
配当性向とは、会社が税引後の利益である当期純利益のうち、どれだけを配当金の支払いに向けたかを示す指標です。
配当性向は、1株あたりの配当額÷1株あたり当期純利益×100%の計算式で求めることができます。
引用元:IRバンク
- 配当性向30〜60%:◎
- 配当性向0〜20%:◯
- 配当性向70%以上:×
配当性向は過去10年間では、30%〜60%を推移していました。
2022年単年をみると、配当性向は70%を超えて推移しています。
後ほど解説する、自己資本比率と合わせて判断して行きたい水準です。
チェックポイントと照らし合わせると、配当性向は「×」と判断しました。
営業利益率
営業利益率とは、効率良く稼げているか、すなわち「企業の稼ぐ力」みる指標となっています。
営業利益率は、営業利益÷売上高×100(%)の計算式で求めることができます。
引用元:バフェットコード
- 営業利益率10%以上:◎
- 営業利益率6〜9%:◯
- 営業利益率5%以下:×
一般的に営業利益率が10%を超えると、稼ぐ力が高いと言われます。
このグラフを見てみると、直近3年は営業利益率が10%超えて維持できています。
直近の営業利益率は18.49%となっています。チェックポイントと照らし合わせると、営業利益率は「◎」と判断しました。
自己資本比率
自己資本比率とは、総資本における自己資本の比率を指します。自己資本比率は、企業の財務の安全性を分析するために用いられる指標です。
一般的には、自己資本比率が高い方が財務健全性が高い企業と判断されます。
自己資本比率は、自己資本÷総資本×100(%)の計算式で求めることができます。
引用元:IRバンク
- 自己資本比率80%以上:◎
- 自己資本比率40〜70%:◯
- 自己資本比率40%以下:×
アステラス製薬の場合、直近1年の自己資本率は60%台を維持できています。
また過去10年を見ても、自己資本比率は60%〜70%を維持できています。
このことからも配当性向は70%を超えていますが、今後も安定的に配当を出していける水準ではないかと考えています。
チェツクポイントと照らし合わせると、自己資本比率は「◯」と判断しました。
株主還元政策

配当政策・自己株式取得
当社は、企業価値の持続的向上に努めるとともに、株主還元にも積極的に取り組んでおります。成長を実現するための事業投資を優先しながら、配当については、連結ベースでの中長期的な利益成長に基づき、安定的かつ持続的な向上に努めるとともに、自己株式取得を必要に応じて機動的に実施し、資本効率と還元水準の向上を図っていきます。
引用元:アステラス製薬ホームページ
うちなーんちゅが購入を検討するポイント

わたくし、うちなーんちゅが”アステラス製薬”を購入するポイントは、、、
ズバリ「利回り3%以上」です!!
現在は3%付近を行き来しています。今後株価が下がりさらに配当利回りが上がっていくのであれば、積極的に購入していく予定です。
まとめ

- EPS(1株あたりの利益):○
- PER:◯
- 配当金推移:◎
- 配当金利回り:×
- 配当性向:×
- 営業利益率:◎
- 自己資本率:◯

結果: ◎→2 ◯→3 ×→2
合計:14/21点
- 愛せる銘柄:16点以上
- 保有を検討する銘柄:12〜15点
- 愛せない銘柄:12点以下
以上の結果より、アステラス製薬は私の投資基準に照らし合わせると「保有を検討する銘柄」となります。
以前紹介した武田薬品工業と比べると、財務状況は安全水域であり、安定的に配当を出すことができる優良企業と判断できます。
配当利回りは少し低めの銘柄とはなりますが、ディフェンシブ銘柄であり景気にも左右されないセクターとなります。
そのためご自身のPFのリスク低減を担う銘柄として、組み入れを検討してもいいかと私自身考えています。
最後に、これから高配当株投資をはじめる”あなた”へ。投資は決して安全なものではなく、リスクを伴うものです。
しかしそのリスクを許容して高配当株投資をはじめることができれば、月1万円の”不労所得”も夢ではありません。
この記事を読んで、高配当株投資をはじめるきっかけになったらと思います。
これから高配当株投資をはじめる方向けに、おすすめ口座の紹介を別記事にまとめています。ぜひご覧ください。
最後まで読んでいただきありがとうございます!それでは次回の記事も”ユタクシウニゲーサビラ