食品業

【2022年:日本高配当銘柄紹介】2003:日東富士製粉(ディフェンシブ銘柄)

ハイサーイ!うちなーんちゅです!(@utina-nntyu

高配当株に投資したいけど、投資基準とか分からないし誰か教えてください!

という方向けに、わたくし”うちなーんちゅ”が高配当銘柄を紹介します。

今回は製粉事業大手の【日東富士製粉】について解説していきます。

まず結論から言います。私の投資判断基準と照らし合わせると、、、

”日東富士製粉”は

愛せる銘柄」です!

この記事では、なぜ日東富士製粉が愛せる銘柄なのか?

会社紹介とともに、私の投資判断基準に照らし合わせてお話ししていきたいと思います。

この記事を読むことで、日東富士製粉がどんな会社なのか。日東富士製粉の企業業績投資を判断する時期などを知ることができます。

それでは早速解説していきます。

日東富士製粉ってどんな会社?(2022年時点)

業種(セクター)・株式市場

  • 業種(セクター):食料品
  • 株式市場:スタンダード

会社概要

  • 創業:1914年3月25日
  • 資本金:2,500百万円
  • 社員数:383名(2022年3月31日現在)

事業内容

  • 小麦粉、ふすま等の製造および販売

うちなーんちゅの投資判断基準

うちなーんちゅ投資判断基準
  1. EPS:維持もしくは右肩上がり
  2. PER:15倍以下
  3. 配当金推移:右肩あがり
  4. 配当利回り:3.75%以上
  5. 配当性向:理想は30〜50%
  6. 営業利益率:理想は10%以上
  7. 自己資本比率:最低でも40%以上・80%以上は最高!
  8. その他:過去の配当利回りを見て、投資妙味が出てきたとき
うちなーんちゅ

上記の基準をもとに投資するかを決めています!!

日東富士製粉の企業分析(2022年時点)

各企業の投資判断する指標を

【優:◎→3点】・【良:◯→2点】・【不可:×→1点】の3段階評価で評価しています

  • 愛せる銘柄:16点以上 
  • 保有を検討する銘柄:12〜15点 
  • 愛せない銘柄:12点以下

※私の個人的・独断的な見解なので参考になれば嬉しいです。

株価

株価は、ここ10年間の長期チャートを眺めてみると右肩上がりで推移しています。2013年からでは、株価は2倍に成長しています。

特にコロナ禍で下落を認めていますが、その後の回復が早かったことをチャートで確認できます。

うちなーんちゅ

10年間をみると、キャピタル・インカム両方を狙える銘柄ということでしたね!

EPS(1株あたりの純利益)

まずEPSとは、「Earnings Per Share」の略で、1株あたり純利益(当期利益や当期純利益など)ともいわれます。1株あたりの利益がどれだけあるのかを示すものです。

EPSは、当期純利益÷発行株式数の計算式で求めることができます。

引用元:バフェットコード

2013年からEPSは、綺麗な右肩上がりを形成しています。コロナ禍でもしっかりとEPSが右肩上がりというのは素晴らしいです。しっかり利益を出せていることが、このグラフから判断できますね。

EPSに関しては、「」と判断しました。

PER

PERとは「Price Earnings Ratio」の略で、株価が1株あたりの純利益(EPS)の何倍まで買われているか。

現在の株価が、その企業の利益と比べて、割高か割安かを判断するのに使われる指標です。

PERは、株価÷EPSの計算式で求めることができます。

引用元:バフェットコード

PERに関しては、ここ3年間15倍付近を切っています。2022年に入ってから、株価の上昇に伴いPER12倍まで上昇しています。しかし、依然PER15倍を切っていることから”格安”ではないかと判断できます。

従ってPERは「」と判断しました。

配当金推移

引用元:バフェットコード

配当金グラフをみると、2015年から右肩上がりで増配しています。残念ながら2023年に減配が予想されています。

株主政策によると、連携ベースで配当性向40%以上を目標に配当還元していくとしています。上方修正の可能性もあるため配当金に関しては、決算時の情報に注目する必要があります。

今回、配当金推移は「」と判断しました。

配当利回り

配当利回りとは、株価に対する「配当金額の割合」を示す指標です。

配当利回りは、1株あたりの年間配当金÷株価×100(%)の計算式で求めることができます。

引用元:IRバンク

2022年現在は、配当利回り3.4%付近を推移しています。現在は株価上昇に伴い、利回りが低下している印象を受けます。

また長期チャートを眺めていても、株価上昇が長期間で形成されているため、自分自身が納得できる利回りとなれば積極的に買い向かってもいいのではないかと考えています。

直近5年は、配当利回り3.75%を下回っているため、「」と判断しました。

配当性向

配当性向とは、会社が税引後の利益である当期純利益のうち、どれだけを配当金の支払いに向けたかを示す指標です。

配当性向は、1株当たり配当額÷1株当たり当期純利益×100(%)の計算式で求めることができます。

引用元:IRバンク

配当性向は、過去10年間30〜40%付近を推移しています。配当性向40%を上限に配当還元を行っていく株主政策であるため、今後も配当性向は注視しなければなりません。

業績は現在のところ安定しており、当期純利益も右肩上がりであるので、今後の増配に期待しています。

チェックポイントと照らし合わせると、配当性向は「」と判断しました。

営業利益率

営業利益率とは、効率良く稼げているか、すなわち「企業の稼ぐ力」みる指標となっています。

営業利益率は、営業利益÷売上高×100(%)の計算式で求めることができます。

引用元:バフェットコード

一般的に営業利益率が10%を超えると、稼ぐ力がすごいと言われます。

このグラフを見てみると、2018年から営業利益率が7%付近で維持できています。できれば10%以上がほしいところですね。

現在、営業利益率は6.8%となっています。チェックポイントと照らし合わせると、営業利益率は「」と判断しました。

自己資本比率

自己資本比率とは、総資本における自己資本の比率を指します。自己資本比率は、企業の財務の安全性を分析するために用いられる指標です。

一般的には、自己資本比率が高い方が財務健全性が企業と判断されます。

自己資本比率は、自己資本÷総資本×100(%)の計算式で求めることができます。

引用元:IRバンク

日東富士製粉の場合、自己資本率は70%台を維持できています。

過去10年を見ていても、自己資本比率は60〜70%を推移しています。この水準で自己資本比率が推移していれば、今後も財務状況に関しては安心してみていられます。

チェツクポイントと照らし合わせると、自己資本比率は「」と判断しました。

株主還元政策

配当政策・自己株式取得

当社は、配当につきましては株主の皆様への利益還元を重要課題の一つとして認識しております。各事業年度の業績の状況と将来の事業展開を総合的に勘案し、安定的かつ継続的な配当の維持を基本としつつも、『2024中期経営計画” New Foundat i on f or t he Fut ure” 』の最終年度である2025年3月期迄は、連結ベースの配当性向40%以上をもう一つの基準とし、株主の皆様のご期待にこたえて参りたいと考えております。

引用元:日東富士製粉HP

うちなーんちゅが購入を検討するポイント

わたくし、うちなーんちゅが日東富士製粉を購入するポイントは、、、

うちなーんちゅ

ズバリ「利回り3.75%以上」です!!

現在は、配当利回り3.4%付近を行き来しています。配当利回りが3.75%を超えてくるようであれば、積極的に買い増しをしていきたいと考えています。ただ株価も上がっているので、今すぐにでも買い増したい銘柄ではあります。

まとめ

  1. EPS(1株あたりの利益):◎
  2. PER:◎
  3. 配当金推移:◯
  4. 配当金利回り:◯
  5. 配当性向:◯
  6. 営業利益率:◯
  7. 自己資本率:◯

結果: ◎→2 ◯→5 ×→0 

合計:16/21点

  • 愛せる銘柄:16点以上 
  • 保有を検討する銘柄:12〜15点 
  • 愛せない銘柄:12点以下

今回は日東富士製粉について解説しました。各指標の結果より、日東富士製粉は私の投資基準に照らし合わせると「愛せる銘柄」となります。

食品事業でスクリーニングしてヒットした銘柄が”日東富士製粉”です。

売上高・EPSが右肩上がりであり、配当も安定している銘柄です。食品業がJTだけで不安という方には、分散という目的でおすすめできる銘柄となります。

長期投資で重要なことは、長期積立分散です。ぜひこの3点を心がけて投資していきましょう。

最後に、これから高配当株投資をはじめる”あなた”へ。投資は決して安全なものではなく、リスクを伴うものです。

しかしそのリスクを許容して高配当株投資をはじめることができれば、月1万円の”不労所得”も夢ではありません。

この記事を読んで、高配当株投資をはじめるきっかけになったらと思います。

これから高配当株投資をはじめる方向けに、おすすめ口座の紹介を別記事にまとめています。ぜひご覧ください。

うちなーんちゅ

最後まで読んでいただきありがとうございます!それでは次回の記事も”ユタクシウニゲーサビラ