まとめ記事

【これから投資をはじめる方へ】高配当株投資ってなに?

ハイサーイ!うちなーんちゅ(@utina-nntyu)です!

高配当株投資に興味があるんだけど、どんな投資方法なのかよくわかっていないんです...

というあなたへ向けて、今回は高配当株投資について解説していきます。

まず結論から言います。

”高配当株投資”とは

高配当株に投資して配当を得る投資方法です!

実は高配当株投資は、至ってシンプルな投資方法ですが、やり方を間違えると損する投資方法です。

なぜなら、高配当株の中には配当利回りが高いだけの”罠銘柄”も含まれるからです。

罠銘柄をつかまされると、配当がなくなったり・株価が下がって利益がマイナスになったりしてしまいます。

私は、3年間で投資に関する本を30冊以上読み、高配当株を含めた投資を実施することで約3年で800万の資産を築くことができました。

この記事では、投資方法の基礎知識から、高配当株投資をする上で大切な投資指標・著名な投資家の名言まで紹介していきます。

この記事を読むことで、高配当株投資する上で最低限必要な基礎知識を知ることができます。

それでは早速解説していきます。

はじめに

まずはじめに株式投資では、利益を得るためにキャピタルゲイン・インカムゲインという2パターンがあります。

キャピタルゲインとは?

キャピタルゲイン:株式や債券など、保有している資産を売却することによって得られる売買差益のことです。

例えば、株価30万円で購入した株式が、35万円になったときに売却した場合、差額5万円(手数料・税金を除く)がキャピタルゲインになります。

インカムゲインとは?

インカムゲイン:株式や債券などの資産を保有中に得られる収益のことです。

例えば、株式では配当金、債券では利子、不動産では賃貸することにより得られる家賃収入がインカムゲインに当たり、それら資産を保有し続けることで、継続的な収入を期待することができます。

高配当株投資ってなに?

高配当株投資

高配当株投資とは、インカムゲインを目的とした投資方法になります。一般的には、配当利回りが3%を超える株式に投資することを”高配当株投資”として位置付けられています。

高配当株

高配当株とは、配当利回り(1株当たり配当金÷株価)の高い株式を指します。

高配当の企業は、安定した収益基盤、株主への高い利益還元姿勢などの特徴があるとみられ、経済環境や社会構造が変化しても、持続的な成長ができると考えられています。

権利落ち日・配当月

配当を出す銘柄には、権利落ち日・配当月が設定されています。高配当株で有名なKDDIを例にとって見ていきましょう。


引用元:KDDIホームページ

上記のように”期末配当”は、毎年3月31日に株を保有していた株主に6月下旬。”中間配当”は、毎年9月30日に株を保有している株主に12月上旬に配当が支払われます。

銘柄によって権利落ち日・配当月は違います。しかし日本株の場合は、ほとんどKDDIのような権利落ち日・配当月になることが多いです。

うちなーんちゅ

各企業のホームページに記載があるので、確認するようにしてみましょう!

高配当株投資での銘柄種類

高配当株投資に限らずですが、株式には大きく分けて2種類に分類されます。

それが”景気敏感株”と”デイフェンシブ銘柄”です。

景気敏感株

景気敏感株:「シクリカル銘柄」や「景気循環株」とも呼ばれ、経済危機など景気の動向によって業績が大きく変動する銘柄のことです。

主なセクター

  • 半導体
  • 化学
  • 非鉄
  • 電気
  • 輸送用機器
  • 銀行
  • 不動産
  • 鉄鋼
  • 機械
  • 精密
  • 商社
  • 証券など

多くのセクター(株式相場や株式市場を分析するときに区分するグループのこと)が景気敏感株に該当します。

デイフェンシブ銘柄

ディフェンシブ銘柄:景気動向に業績が左右されにくい銘柄のこと。

主なセクター

  • 食品
  • 医薬品
  • 電力
  • ガス
  • 鉄道
  • 通信など

上記業種が代表的です。「ディフェンシブ・ストック」と呼ぶ場合もあります。

景気敏感株は、株価の変動が大きい攻めた銘柄。ディフェンシブ銘柄は、株価の変動が小さい守りの銘柄と覚えておけば大丈夫です。

うちなーんちゅ

この2つの分類を頭の中に入れておくだけでも、この銘柄は景気に左右されやすい・左右されにくいと判断することできます!

高配当株投資のメリット・デメリット

高配当株のメリット

  1. 完全な”不労所得”
  2. もらえる配当金を計算しやすい
  3. 株価の変動を気にせずに投資ができる
  4. 「配当金再投資」で複利効果が高くなる
  5. 損切りタイミングをあまり考えなくていい
  6. 高配当銘柄には業績の安定した大企業が名を連ねる
  7. 配当金があるため、暴落時でもメンタル面の安定に繋がる

高配当株投資のデメリット

  1. 短期的にお金持ちになる投資ではない
  2. 配当金の支払いタイミングで税金がかかる
  3. 経営の不振により、無配・減配のリスクがある
  4. 配当金でFIREするには、莫大な投資資金が必要になる
  5. ◯◯ショックにより、株価暴落・配当金減配のダブルパンチを喰らうことがある
うちなーんちゅ

高配当株投資にも、メリット・デメリットがあります!そのポイントを把握して、投資することはとても重要です!

高配当株投資で大切なこと

①投資のマイルールを決める

最初に高配当株に投資するときに大切なことは、自分のマイルールを持つことです。私のマイルールを紹介します。

うちなーんちゅの投資ルール
  1. ボーナスで運用(ボーナス支給日に、ボーナス全額を運用口座に送金)
  2. 毎月10日に買い増ししていく(土・日・祝日であれば10日前の金曜に購入)
  3. 毎月定額を買い増ししていく(私の場合:ボーナスを6ヶ月で割った金額)
  4. 購入日にポートフォリオで評価額が1番低い銘柄を購入
  5. 買った後は何もせずこれを毎月繰り返していくだけ

②投資判断基準を設ける

2つ目に大切なことは、投資指標を分析し投資をすることです。簡単ではありますが、私が指標としている投資判断基準を掲載します。

うちなーんちゅ投資判断基準
  1. EPS:維持もしくは右肩上がり
  2. PER:15倍以下
  3. 配当金推移:右肩あがり
  4. 配当利回り:3.75%以上
  5. 配当性向:理想は30〜50%
  6. 営業利益率:理想は10%以上
  7. 自己資本比率:最低でも40%以上・80%以上は最高!
  8. その他:過去の配当利回りを見て、投資妙味が出てきたとき

単に配当利回りが高い銘柄を購入すると、減配したり・株価が下落する可能性があります。ぜひ自分の投資基準に基づいて投資することをおすすめします。

③複利を理解する

最後に、高配当株投資で大切なこと3つ目は”複利”を理解することです。まず複利を語る上で忘れてはならない人といえば、そう「アインシュタイン」です。彼は複利についてこのような名言を残しています。

「複利は人類による最大の発明だ。知っている人は複利で稼ぎ、知らない人は利息を払う」

天才が最大の発明と断言しているほど、複利は資産形成を行う上で最も重要です。資産形成を始める方にはぜひ覚えていてほしいワードです。天才のお話しを少し紹介したところで、実際に複利とはどういうものか解説していきます。

複利とは、利子に対して利子がつくことをいいます。

例えば元金100万円を金利10%(年利)で1年間預金したとします。1年後には110万円になりますが、この10万円も含めて再び金利10%で1年間預けると、1年後には120万円になるのではなく、121万円となります。この1万円が利子10万円についた利子ということになります。

金融庁のホームページで分かりやすい図解が掲載されていました。引用して掲載します。

引用元:金融庁ホームページ

複利は、時間をかければかけるほど効果が大きくなっていきます。この記事を読んでくれた方にぜひお伝えしたいことは、投資は「早く始めること」です。

例:10銘柄の高配当株に投資してみた

高配当株銘柄10選

別記事にて紹介している、景気敏感株5株・ディフェンシブ銘柄5株を掲載します。この10銘柄を例にとって解説していきます。

景気敏感株

  1. 8316:三井住友フィナンシャルグループ
  2. 8593三菱HCキャピタル
  3. 4452:花王
  4. 8058:三菱商事
  5. 6454:マックス

デイフェンシブ銘柄

  1. 9433:KDDI
  2. 9303:住友倉庫
  3. 8766:東京海上ホールディングス
  4. 4503:アステラス製薬
  5. 9513:電源開発

詳しく銘柄情報を知りたい方は、あわせて下記の記事をご覧ください。

100万円投資したら、、、

上記10銘柄に100万円を均等に投資すると、、、

税引き前ベースでみると、年間3.82万円が不労所得として入金されます。この不労所得が得られることが、高配当株の醍醐味となります。

うちなーんちゅ

何もせずに、年間3.8万円が入金されるのは大きいですよね!

高配当株投資のおすすめ口座

SBI証券

今から高配当株投資を行うなら、圧倒的に” SBI証券 “がおすすめです。

現在 SBI証券 では、「S株」というサービスを提供しています。S株(単元未満株)とは単元株制度において1単元に満たない数の株式のことです。

通常は、各銘柄ごとに100株/口と売買の最低限の単元株数が決まっていますが、単元株数に限らず1株から購入できる制度です。

引用元:SBI証券ホームページ
うちなーんちゅ

2022年7月4日の約定分より、買い付け手数料が完全無料化したんです!

SBI証券 については、別の記事で詳しく解説していますのであわせてご覧ください。

投資の名言紹介

ここからは、有名投資家の投資についての名言をご紹介します。

Our favorite holding period is forever.

~我々が好む株式保有期間は「永遠」。~

ウォーレン・バフェット氏

Buy and Hold Forever

~買って保持する。永遠に~

引用元:株式投資の未来 ジェレミーシーゲル氏

Time is your friend, impulse is your enemy

~時間は友だ。衝動は敵だ。~

ジョン・ボーグル氏

暴落で泣くな!笑え!踊れ!

引用元:オートモードで月に18.5万円 長期株式投資さん

ミスター・バリューは、ミスター・マーケットに必ず勝つ。

引用元:敗者のゲーム チャールズ・エリス氏

配当の高い銘柄から得られる”配当を再投資する”ことで、「下落相場のプロテクター、上昇相場のアクセル」となる。

引用元:株式投資の未来 ジェレミーシーゲル氏

うちなーんちゅ

著名投資家の言う通り、高配当株投資はゆっくり時間をかける投資です!焦らずゆっくり”不労所得”の獲得を目指しましょう!

最後に

日本人が”投資”に関するよくある間違いで「投資はギャンブルだ!」と思われるかたがいます。たしかに投資には”リスク”がつきまといます。

ただ日本政府が「貯蓄から投資へ」と推進するように、現代人には投資が必須となる世の中となってきています。

これから高配当株投資をはじめる”あなた”に伝えたい。高配当株投資で結果を出すために大切なことは、「コツコツ時間をかけて、お金のなる木を育てる」この意識が重要です。

高配当株投資は、一瞬でお金持ちになる投資ではありません。しかし時間を長くかけることで”複利”という力が働き、確実に資産を増やしていくことができます。

またこのブログでは、優良高配当株の情報をお届けしています。ぜひ銘柄選定の参考になればと思います。

いつか配当金でお金に縛られない生活をしたい人へ。まずはこの記事を読んで、証券口座を開設し高配当株投資を開始してみてはいかがでしょうか。

記事の中でも紹介しましたが、おすすめ口座はSBI証券[S株]です。別記事になぜSBI証券[S株]がおすすめなのかも説明しているのでぜひご覧ください。

この記事を読んで「高配当株投資をはじめてみました」というお声をいただければ、大変嬉しく思います。

うちなーんちゅ

最後まで読んでいただきありがとうございます!それでは次回の記事も”ユタクシウニゲーサビラ